水族館にやって来た、男の子とお父さんの会話で、生き物の分類について考えます。
そう、考えてみれば、水族館には、水中や水辺で生きる生き物たちがいますが、
必ずしも、魚類だけではないのですね。
その典型が、イルカ。
お父さんは、胎生か卵生か、と言った解説をしていますが、
もう少し科学的なしっかりとした解説があれば、と思いました。
ヘビに似ていて、〜ヘビという名前だけど、魚、という例が出ていたり、
子どもたちの興味は引き出せそうですが、知識としてはやや混乱させてしまうかも、とも感じました。
でも、水族館でこんな会話ができる親子の姿は素敵だと思います。
平田夫妻の作品らしい後半の展開も、面白いですね。
小学生くらいからでしょうか。