ルラルさんの待望の新作!ということで早速手に取りました。
ルラルさん。
読み聞かせする時、この何度も出てくる名前が、
上手にさらっと言えなくて、苦労するんですよね。
久しぶりのそんな感じが懐かしいです。
このぼうえんきょうのお話は、宇宙人が出てくるお話。
さて、その宇宙人の正体とは・・・!
とにかく、登場する宇宙人の顔がとても怖くてかなり衝撃的です。
ページをめくって、息子がビクッとしているのを感じました。
読んでいる私も強烈に怖かったです。
でも、最後には宇宙人の正体が分かってほっとするのでご安心を。
(それでも、もう一度さかさに出てくるので要注意ですが・・・。)
ハラハラドキドキしながらも息子は、宇宙人を探しにいく時の、
みんなの完全防備姿を見るのが大好き。
一つ一つチェックするのがとても楽しそうです。
頭にフライパンやお鍋、手にはフォークやフライ返しなど、
とってもユニークですからね。
そういえばルラルさんて、最初はこんなに友達の多い、
やさしいおじさんではなかったですよね。
偏屈で頑固なおじさんが、7作でこんなに人が変わるんだなぁと、
なんだかしみじみします。
友達のことを考えて、宇宙人の正体は明かさないんですから。
ルラルさんの作品にまだ一度も触れていない人は、
ぜひ、「ルラルさんのにわ」から順番に読んでいって欲しいです。
ルラルさんと仲間たちの絆にも注目です。