戦火にみまわれたイラクのバスラという町で本当にあったお話です。
アリアさんというバスラの図書館員は、戦争により貴重な書物が消失してしまうことを恐れ、自らの手で本を守るため行動をはじめます。毎晩毎晩図書館が閉まった後に、車で本を運び出すのです。
まだまだ図書館内にたくさんの本が残る中、いよいよバスラが攻撃され、9日後に図書館は焼け落ちます。
アリアさんがどうやって本を救い出したか、ぜひたくさんの方に読んで確かめていただきたいです。
自分の命すら危ない状況の中で、勇気と信念を持ったアリアさんの行動に胸を打たれます。