「トイレ」が付く題で息子が気に入らない絵本はないでしょ。
と思い、中身も見ずに借りてきた本。
大当たり!
古い民家のだれも使わなくなったトイレ、いかにも臭ってきそうな…
そんなトイレさんが、大好きな水を求めて旅に出ます。
途中、大雨に打たれ、川に流され、汚れも綺麗に取れていきます(そんなことを説明するストーリーはありませんが。)
なんだか、汚い・臭い、と思っているトイレが美しく、愛おしく見えてくるんですよね。
最初は美しい、色鮮やかな景色とトイレの組み合わせに違和感があり、トイレだけが浮いて見えていたのですが、
最後、海で仲間を見つけて幸せに暮らすシーンでは、美しい海とトイレが、なんともマッチしてるんです。
大人が読んでも、楽しい絵本でした。