いばりんぼうでくいしんぼうで嘘つきで・・・ 「大嫌い」なお姉ちゃんの悪口を魔女から買った飴の中に仕込もうとするサキ。
そうそう、子供の頃だと、兄弟の悪口っていくらでも出てきてしまうものなんですよね・・・(笑)
けれど悪口を言っている筈なのに、ところどころで「良いところ」にも気づいてしまう。
ああ、やっぱり仲良しなんだろうなぁ・・・と感じる展開が、何だかほっとします。
「飴」の真実を知った時のお姉ちゃんの反応も、やはり仲良しだからだろうなぁ・・・としみじみ。
子供が読んでも、共感出来るところは沢山あるのではないでしょうか。
ラストで魔女が飴をなめたところでは、魔女の鋭い味覚が判明し、凄いなぁと笑ってしまいました(笑)