読み始めて、息子が「このお話どこかで読んだことがあるよね」と言いました。「おすつぼにすんでいたおばあさん」に似ています。
小さな幸せに飽き足らずどんどんと欲深くなっているところに、人間の業を感じます。
読んでいく途中で、おじいさんの不甲斐なさが歯がゆくなりました。毅然とした態度どれないのかしら?
夫婦のどちらかに問題を感じつつ別れられない夫婦ってこんな風なのかな?なんて少しおかしくも思いました。
息子は、おばあさんを見て「このおばあさん、わがままだよね」と。確かに、子どもにもはっきりとわかるぐらいこのおばあさんはわがままなんです。
プーシキンがこのような作品を書いていたことに驚きました。
強欲はいけないなと感じる作品だと思います。