岩波子どもの本にはよくあることですが、お話が二話入っています。
詩のような物語ような感じで、言葉の響きを楽しむ本だと思います。
女の子がおかあさんのようにねこに言葉を教えようと世話を焼くのが微笑ましかったです。
ぼかし絵のような感じの絵が印象に残りました。優しく淡い感じで文章を邪魔しない感じでよかったです。
「こねこのおひげちゃん」と「しゅりょう」と二話ありますが、「しゅりょう」の方は「こねこのおひげちゃん」とはまた違ったタイプのお話だったので驚きました。
うちだりさこさんの訳がいいなあと思いました。