『あめだま』でドンドン少年に寄り添っていた飼い犬グスリが語るエピソードです。
もちろん伴走するのは、長谷川義史さんの軽快な関西弁訳です。
なんと、ドンドン少年との出会いまでさかのぼります。
子犬のグスリが何ともかわいい姿です。
そして、『あめだま』では亡くなったおばあちゃんでしたが、
そのおばあちゃんも存命。
グスリのお母ちゃん犬パンウリの存在感もすごいです。
生々しいほどの造形と表情、アングルがドラマティック。
お母ちゃんよりもドンドンに走り寄るグスリ。
その絆が伝わってきます。
食べ過ぎエピソードは、飼い犬あるあるでしょうか。
ラストの光景は何とも素敵です。
小学生くらいから、高度ですが読み取ってほしいです。