牧場で飼われる牛や馬などとの暮らしは、これまで何度もTVや本で取り上げれてきました。
酪農家族にとって、そこで飼われる動物は、家族であって、生活のための物でもあるのです。
だから、非情にもお別れをすることも、新しい命との出会いもあります。
大事な牛が出産をするときは、ともだちまでが来てみんなで祈るように見守ります。
でも、同じ牛舎の牛たちは、何事もないようにえさを食べている描写がおもしろいです。
酪農家に応援歌として「酪農家族」を書かれた作者の温かい思いが伝わってきます。
これからも「いのちシリーズ」を書き続けて、子どもたちに命の重みを伝えていただきたいです。