最初のページで、なあるほど、と展開が読めたのですが、
ここまでくるとあっぱれ、と脱帽です。
走って校門に着いたであろう小学生マサシの、「ちこくのりゆう」談です。
え?朝起きたら、両親がカブトムシに?
野良猫のタイショーと入れ替わり?
次々と起こるハプニングにハラハラドキドキです。
不思議なことが起こる時のBGM(呪文)?が愉快愉快。
読むだけで雰囲気たっぷりですから、ドラマティックです。
もちろん、ネイティブに心地よい関西弁も素敵です。
もう、耳から聞いただけで、落語気分。
先生、どう対応したのでしょうか。
気になるところです。
北村裕花さんの絵も素朴でぴったり、面白いです。
きっと子どもたちに大うけするでしょうね。