よく考えると怖いような、夢のような 不思議なお話です。
ある日、まさおの帽子にあおむし君がくっついていて、飼うことにするとこから始まります。
あおむしくんが、どんどんいろんなものを食べて、みるみる大きくなり、やがて世界じゅうのものや人たちを食べつくしてしまいます。
公害のような悪いものも 親切ないい人たちもお構いなく・・・
飼い主のまさおだけは食べずにいたのですが・・・
一人ぼっちになったまさおが怒るので、ナント食べてしまうのです。
あおむしくんのお腹の中に入ったまさおが目にしたものは??
あおむしくんが食べつくした世界が 普通に広がっていて、青空に囲まれていたのです。空が青いのは あおむしくんのお腹の色だから??
それとも 夢でも見ていたのでしょうか?
見境なく食べてしまうところは、正直 子供の教育的にはどうかと思いますが、夢のない今の世の中、こんな自由な発想ができたら楽しいと思いませんか?読んであげている私の固い頭もほぐれて、不思議な気分になりました。
空はなんで青いんだろう?どこまで続いているんだろう?
宇宙はなんで暗いんだろう?どこまで続いているんだろう?
って子供なら誰でも思いますよね。
空が青いのは あおむしくんのお腹の色だから??
なんて たとえ夢でも楽しいと思いませんか?