どの昔話がとすぐにでてこないところがかなしいですが、いくつかの昔話の要素が入っていると思いました。
鬼の食事の世話をすること、ごはんが倍量になるしゃもじなどです。
おばあさん、「テヘヘヘ」と笑ってしまうあたり、とても陽気なんだなあと思いました。
お団子好きというのが、かわいらしく感じました。
児童書です。最近光吉夏弥さん訳の本を読む機会が多いのですが、「ゆかいなゆかいなおはなし」シリーズは、光吉さん訳のオンパレードで、はずれがありません。
幼年童話としてもおもしろいのでおすすめです。
鬼が出てくるのが、ちょっとこわいですが、おもしろいお話です。