こわがりやのくせになぜかおおかみ絵本が好きな次女にぴったりと思って手に取りました。
結果は・・・先入観はいけないよというテーマの話だったので、私自身の「おおかみ=こわい、悪い」という思い込みを反省することになりました。
主人公のおおかみは、優しいだけでなく、父の教えを守っていたまじめさや、他人の助言を受け入れる心をもち、最後には他人に悪口を言われても気にしないという強さを身につける、尊敬すべきおおかみになっていきます。
「智慧」の象徴とされているふくろうが、いくつもの状況判断を誤って、森の動物達を危険な目に遭わせているのが、おおかみとの対比として印象的でした。
次女はこの本をたいそう気に入ったようです。最初の私の判断だけは間違っていませんでした。