そうそう・・。けんかのときの悔しい気持ち。
殴った相手を恨みに思ってるというより、自分自身に悔しい気持ち。でもそれを認めることも悔しいし・・。
自分自身が子供のころの、友達や兄弟とけんかをした気持ちがよみがえり、けんかのときに流す涙にはいろんな意味が込められていたんだなあと今ごろ気がつきました。
当時は自分ではその気持ちが一体何だったのかも、どう表現してよいかもわかりませんでした。涙と一緒にその気持ちを吐き出していたのかもしれません。
今の時代「けんかなんて・・・」と言われてしまいそうですが、「たい」と「こうた」のように思いっきりけんかをして、「けんかのきもち」に気がついて欲しいな。そしてきっと泣いた分だけ「たい」のように成長できるだろうな。
自分の経験した気持ちをなかなかうまく子供に伝えられずにいた私にとって強い味方になった1冊です。