『ワニのライル』シリーズの1冊です。『ワニのライル、おかあさんをみつける』→『ワニのライルとどろぼうじけん』の順に読んで、その後に読んだ方が、ストーリー的に楽しめると思います。
いよいよ、ライルもショーの仕事ではなくて手に職を付けるのかなと思いましたが、そういうわけではありませんでしたね。でも、ライルはいるだけでみんなを幸せにできるなんて、本当に、ギフテッドですね。そして、プリム家の人々は底なしにいい人なんですね。本当に、プリムさんが引っ越してきてくれてよかったね、ライル。そして、お父さんが仕事をなくしても、みんなで協力して生活していけるところが、特に素晴らしかった。
このシリーズは、ストーリーの語り口調は淡々としているのに、いくつかの山場が必ずあって、とても楽しめます。寝る前の1冊にお薦めです。