表紙を見るだけで、すうぷのおいしいにおいがしてきそうな絵本です。みんなですうぷを飲んでいるようすが、幸せを感じますね。
お話を読んで、おいしい食べ物がうみだす友情ってあるなあって思いました。1人で食べるよりも、みんなで食べたほうがおいしい!ってあるじゃないですか。まさにそれを感じる一冊でした。
ふくざわさんの描く動物たちは、どれもみんな素直でかわいいですね。うまくうそをつけないはりねずみくんなんて、最高でした。土のなかを穴をほって進むクマさんなんて、おかしくて仕方なくって。ここに出てくる動物たちのように、私達人間も仲良く生活しなきゃなあって思わされました。