こんな民話があったのですね。初めて知りました。
島根県に伝わるお話だそうです。
ゆるやかな語り言葉ですすみますが
後半ではハッとさせられました。
どうしてさるはかにをつぶしてしまったのでしょう。
いい気分でいるのをじゃまされたと思ったのでしょうか。
その後さるは自分のしてしまったことに後悔するようですが…。
一人ぼっちで山から下りて海へやってきて
こんな行動をとったさるの気持ちを考えたくなりました。
何回も繰り返されるさるのひとりごとは
リズムが良くて声に出して読むといい感じです。
絵本なしで語るのもいいかも…とも思える絵本です。