発売の日を心待ちにしていました。
まだ、若く‘母親’になる前に、<ほんだきんいちろう>さんの翻訳で
読んだ時は、正直 好きになれませんでした。
‘母親’になり また読み この木は、‘母親’かな…と感じました。
そして、<村上春樹>さん翻訳で読み
この木は、私に似ているのかも…と 思いました。
村上さんの訳での『少年』は、歳をとってしまっても『少年』のままなのです。
うまく言えないのですが‘母親’の気持ちを代弁してくれているようで…
いつか、娘たちが‘母親’になった時、こんな気持ちをわかってくれるとうれしいです。