落ち着いたタッチの絵と詩的な言葉がとてもぴったりと
マッチしている、素敵な絵本です。
この世に存在している物は、それぞれ「たいせつな」何かを持って
存在している、ということをしっとりと淡々と教えてくれます。
いや、そんなこと知ってるし、当たり前だって思う人もいるかも知れません。
けれど当たり前だと思いすぎていたために、この絵本を読んで、
そのことに気付かずにいた自分に気付かされ、ハッとさせられました。
「あなたが あなたで あること」
自分が自分であること。
それが大事だってこと。
それが大切だってこと。
この絵本から大切なパワーを頂いたような気がします。
うちの子がもう少し成長し、本棚からこの絵本を自分で見つけて
読んでくれることを期待し、是非本棚へ置いておきたいと思います。