図書館の新刊コーナーで見つけました。
題名からして昔話?なのだろうかと興味を持ったからです。
でも昔話というわけではなく、作者はマーガレット・ワイズ・ブラウンで、1955年のコールデコット賞の銀賞作品ということです。
コウノトリが幸せをもたらす鳥ということで煙突の上に車輪を乗せてコウノトリが巣を作るように仕向けるのです。
コウノトリの四季の様子を描いてるので淡々と時間が流れてくのですが、絵本の中に流れる静かな時間と絵の美しさが楽しめます。
今時の目を引くような派手さはないのですが、ゆったりとした時間の経過と朴訥とした人々の生活の中に静けさとやすらぎを感じるような気がしました。