古本屋さんで見つけ、岩波ということ訳が光吉夏弥さんということで購入しました。
読み始めて、やはりおもしろくて買って正解だったのではないかと思いました。
家を追い出されてしまったおばあさんを助けるために動物たちが奮闘します。
動物たちの性格設定がしっかりなされていることが、おもしろさの理由だと思います。
新しい家の持ち主は、特に悪人というわけではないので、動物たちに敵にされてしまうのは、いささか気の毒ではありましたが、それでも最後はほっとしました。
動物たちの動きにスピード感があり、少し長めではありますが、一気に読めました。
個人的には、家にねずみが来襲するのだけは、勘弁願いたいです。
ドリトル先生の作者が書いていると知り、動物の動きになるほどと思いました。