島田さんの細部までこだわった本作りにはいつも脱帽です。
特に、小さな生き物達が脇でかってに自分たちのドラマを演じているのがいいですね。メインのストーリよりもそっちを発見するのが楽しいです。1冊で2倍も3倍も楽しめるお得な本です。
この本ではそれに加えて、鞄の発想が楽しく、なるほどと感心してしまいます。ピアノの鞄がほしいです。
最後の方のガラゴのお休みシーンで、鞄も夜用くつ(くつした?)に履き替えているこだわりがなんともいえません。
それにしてもあのケロちゃん顔のカエルはケロちゃんなのでしょうか?息子はケロちゃんには子供はいないだろう。と言って譲りません。