親に買ってもらった絵本の中の一冊。
幼稚園、小学生の頃は「読んでもよくわからない話」でしたが、
あまりに写実的な画風が印象に残りました。
あれから20年近く経ち、「あの画風」を確かめたくなり、先日
あらためて本棚から引っぱり出して読んでみました。社会人に
なってからまもなく4年。その間に多くのものごとを失ったよう
な気がしました。
「どうしたい(かった)のか」「どうなりたい(かった)のか」を
見失い、目先の仕事に追われる現状。それに気づき覚える不安、
自己嫌悪。mind changeかdrop outか。くまのようなあんまりな
オチは迎えたくない、と思いつつ毎日もがいています。
行き詰まりそうな人向けのおとなのえほん。