怖がりで臆病で弱虫な男の子が主人公。
その名も「くよくよ」。
ある日、「おばけの缶詰」を見つけ、
気になって開封すると、なんと、おばけが出てきました。
そのおばけは、“おばけ学校”から修行に来た、「ぽぽ」。
人間が驚いて悲鳴をあげると胸に☆がつきます。
(人間の悲鳴が電力になる、モンスターズ・インクみたい!)
その☆を7個集めないと、おばけの国には帰れません。
くよくよは、ぽぽの☆集めに協力しているうちに
いつの間にかたくましく、勇敢になっていくお話です。
缶詰から
(まさか出てくるとは予想もつかない)おばけが出てくる、
という発想が面白いなあ、と思いました♪
ぽぽのために、という心意気が
くよくよを勇敢にさせたのでしょうか?
らいおんがいてくれると思うと勇気の湧いてくる、
マレーク=ベロニカ作「ラチとらいおん」みたいですね。