アフガニスタンの戦争を描いたシリーズ3作目です。
前から気になっていたのですが、やっと読みました。
主人公ミラドーが、長い旅路を経て、やっと自分の生まれ故郷へ帰ってくるというお話です。
うちの子どもが通う小学校にも第1作・第2作が置いてあります。
子どもが自発的読みたい本、というより、大人が子どもに読んでもらいたいと思う絵本ではないかと思います。
戦争関連の絵本には違いないのですが、恐ろしいシーンはひとつも描かれてはいないのに、「戦争」というものを考えさせてくれました。
ミラドーはこれからどうやって、故郷で暮らしていくかはわかりませんが、明るい色彩の終わり方が、幸せな未来を予感させてくれます。
続きな気になるシリーズです。