高畠邦生さんと言えば、ナンセンス絵本。
あまり我家では好まれないジャンルなのですが、「でっこりぼっこり」が印象に残っています。
物語は、宇宙人がある星にやってくるシーンから始まります。
みんなで座って、こねこねこねこねこね。
すると出来上がるのは、ねこ。
次は、ぬいぬいぬいぬいぬい。
すると出来上がるのは、いぬ。
単なる言葉遊びかと思いきや、さにあらず。
次から次へと、動物から植物に至るまで創造していくのです。
要は、宇宙人は、創造主という設定なのです。
その発想自体が〇。
なかなか思いつかないものではないでしょうか?
あり得ない話ではありますが、その面白さに脱帽という感じです。
子供心をくすぐる作品としてオススメします。