字の無い絵本ですが、とても映像的です。
題名の通り、ズームアウトしていくだけの作品なのですが、
とても不思議な感覚を味わえます。
最初の絵は?ですが、ズームアウトして、実はにわとりのとさか。
なるほど、の心地良さが、段々と揺らいできます。
にわとりを見ている子どもたちのいる家が、ドールハウスで、
それもまたパンフの表紙だったり。
さらにはポスターであり、テレビの画面であり、それもまた切手の絵柄!?
最後には宇宙にまで引いて、点となる様は圧巻です。
小学生くらいから大人まで、ズームアウトをぐいぐい体感できそうです。