「くるみ割り人形」って、バレエの曲としてとても有名だし、確か小学校か中学校の音楽で習うので、曲としては知っている子どもたちも多いと思いますが、
ちゃんとした物語として知っている人は少ないと思います。
アリソン・ジェイの絵は、立体感のある可愛らしい絵柄で、はっきりとして見やすく色も鮮やかで素敵でした。
個人的に一番好きなシーンは、お菓子の国へ行くくるみ割り人形とクララが雪の道をソリに乗って走っているところ。
風景に描かれているもの、1つ1つがとっても素敵です。(このシーンは割愛した形で表紙絵にもなっています)
王子様になった「くりみ割り人形」がそれほど若く見えないところも、美化されすぎていなくて好感度が上がりました。
「くるみ割り人形の」物語に興味のある人はぜひ読んでみてください。