学童の子どもたちに読んできました。
“かぞえうた”と銘打ってあるので、勝手に数え歌っぽく節をつけて読みました。
最初のほうは、
ひとつ ひぐれの かくれんぼ
ひとり だれだろ しならいこ
一ぽん のぞいた ひかる つの
という歌に合わせて、描かれている世界からその該当者を探すつくりになっているので、聞き手の子どもたちも楽しそうに身を乗り出して探してくれました。
個人的に好きなのは、前と後ろの見返しの部分に、この絵本の登場人物たちがすべてが楽しそうに電車ごっこしている姿が描かれているところです。
短い作品なので、たっぷりとしたおはなしの間に差し込んで、ちょっと気分転換するのに使ったり、導入に使ったりと、使い勝手もよい作品だと思います。