幼児向けの数の絵本です。
ものすごく単純な作りですが、子どもたちが大好きな可愛らしい動物たちが、その体の形に似合った数のモデル(?)として登場するので、なかなか見応えがありました。
ウサギのお尻の曲線を生かした『5』とか、カマキリの鎌を生かした『7』とか、特に可愛かったのはリスのしっぽを生かした『9』でした。
本の大きさは小さめで軽いので、小さなお子さんでも簡単にめくれます。(ただ、1枚1枚の紙は普通のタイプで特に堅めだったり、分厚かったりはしません)
絵がはっきりしているので、少人数なら読み聞かせに仕えないこともありませんが、どちらかといえば、お父さんやお母さんとマン・ツー・マンでゆっくりお子さんのペースに合わせて読んであげてほしい作品です。