はなたれこぞうさまがスッフンとはなをかむだけで
なんでもねがいごとが叶ったのにねえ。
そのはなをどぎゃんかならんとな、と言ったり、あげくの
果てには恩を忘れてりゅうじんさまのところへかえして
しまうなど、愚かだなあ。じさまも(笑)。
はなたれこぞうさまあっての今の豊かな暮らしだったのにね。
そう思いながらも私もいざじさまとばさまの立場になったならば
どうなることか(笑)。
なかなか人は最初の気持ちを覚えていられないものですからねえ。。
娘はあっけにとられていて(じさまか!笑)、物語の最後の
部分がなんだかよくわからなかったようです。
たぶん、娘は欲がないので、なんでもほしいじさまとばさまの
気持ちも、わからなかったり。自分もよくはなたれになって
いるので(笑)、はなたれこぞうさまをうとましく思ってしまった
じさま達の気持ちもわからなかったのだと思います。