人形の家に住む木の人形の家族。
メイドのティリーは料理番にこき使われ、小言に嫌気がさしていたのです。
ある日、意を決して自由を求めて人形の家を飛び出したティリーの冒険。
小さな人形なので、新しい家を探すのも、冒険並みの苦労が待ち受けているんですね。
でも、ティリーは、持ち前のやる気と機知で切り抜けます。
くまのぬいぐるみエドワードの助けが心強いですが、
それも、ティリーの人徳でしょう。
新しい家には、ティリーの家政の腕が遺憾なく発揮されています。
この、人形の家がうっとりするほど素敵です。
かっこいいほど前向きなティリーの姿に拍手したくなりました。
子ども達も、大人だって共感できると思います。