電車好きの4歳の息子のために借りた本ですが、
それまで読んでいた電車絵本とはまったく違っていました。
東日本大震災をテーマにした本だったからです。
震災で、国道や高速道路が不通となり、電気が止まり電車が走れなくなったとき、電気を使わずディーゼルで走るディーゼル機関車が活躍したのだそうです。
ディーゼル機関車は、日本全国から集められ、新潟から福島へ、暖房が使えず、凍えている人たちに、燃料を運びました。
ディーゼル機関車は、擬人化されて描かれています。
吹雪の中、凍った線路を、凍えながら走ります。
地震で景色が変わった山に不安を覚えながら、重たい燃料を引っ張ります。
急こう配で動けなくなってしまいますが、応援のディーゼル車がやってきて、何とか任務を成し遂げます。
現在ディーゼル車は、架線のない地方でしか使用されておらず、なかなか見る機会がありませんが、息子はこの本を読んで、一気にディーゼル機関車ファンになりました。
息子には、ディーゼル機関車がヒーローのように見えたようです。