8歳の息子が先にこの本を読んでいて、「かわいそうな話やった。」と言っていたので、改めて、娘も一緒に3人で読んでみました。
うんうん、確かに、息子の気持ちがよく分かりました。
犬は吠えて、ライオンを怖がらせるからという理由で、一律に「いぬおことわり」だなんて!
キャンキャン何にでも吠える犬や、マナーの悪い人間と比べたら、このお話に出てくる子犬は、とてもおりこうさんです。
人間の服装を着せられて文句も言わず、二本足で歩く練習にもめげず、動物園に行きたい!という純粋な思いのために、一生懸命な子犬の姿がとてもいじらしいです。
無事、人間の女の子に変装したものの、最後はいたずら好きのさる達(これはジョージも同じですけどね)のせいで、身ぐるみはがされてしまい、一目散に家に逃げ帰ります。
でも、子犬は、気になっていた動物たちを一通り見ることができたから、良かったよねと言うと、息子も納得した様子でした。