話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ
ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト

♪ナナコ♪

ママ・40代・東京都、男10歳

  • Line

♪ナナコ♪さんの声

28件中 11 〜 20件目最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 初めて聞くタイトル・・おもしろい民話  投稿日:2005/03/03
ふるやのもり
ふるやのもり 作: 今江 祥智
絵: 松山文雄

出版社: ポプラ社
このタイトル、どういう意味かしら?と興味津々で読んだら、
おもしろい!漢字にすると、「古屋の(雨)漏り」。
馬を盗もうと、どろぼうとおおかみが馬屋にひそんでいたが、
じいさま、ばあさまが、「どろぼうよりも、おおかみよりも、
怖いものは、ふるやのもり」と言う。何の事か知らなかったが、
震え上がったどろぼうが馬屋の梁から落ちて、おおかみの
上に乗っかってきたから、さァ大変。ふるやのもりだと思い、
おおかみは一目散に走る走る!・・

どろぼうとおおかみの勘違いから始まり、
さるは、なぜしっぽが短く、顔が赤いのか、
おおかみの鳴き声が甲高いのはなぜか、
など、動物の由来がおもしろおかしく書いてあって、
ゆかいな昔話です。

子供からのリクエストで借りたものですが、「なんでこの本
見たかったの?」と聞いたら、クラスに「ふるや」の名字の子が
いて「何回も読んで、おもしろいよ」と勧めたそうなんです。

自分の名前と同じタイトルや登場人物が出てくると
嬉しいのでしょうね。かわいらしいエピソードです。

絵本ナビで検索したら、作者が瀬田貞ニさん
(絵:田島征三さん)も同じタイトルで本出しているんですね。
見比べてみたいです。


参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい たこのななちゃんへの思いやりを感じます  投稿日:2005/02/27
たこのななちゃん
たこのななちゃん 作・絵: なかがわ ちひろ
出版社: 徳間書店
最近、私が気に入っている作家さんです。
まず、絵がかわいい。色彩がきれい。
新着の感想で、たこのお話の絵本が紹介されていましたが、
こちらのたこのお話もおすすめです!

かなこのおとうさんは船乗りの船長さん。
夏休み、スクリューに挟まれて足を一本なくした、たこの子
をお土産に。
七本足なので、ななちゃんと名付け、かなことななちゃんは
大の仲良しになった。2学期が始まって、寂しがるので
学校へも一緒に行き、七本足を器用に使うので人気者に。
季節は過ぎ、ななちゃんが海へ帰りたがっているのを
認めたくなかったけれど、かなこはおとうさんに、
「ななちゃん、おうちにかえりたいんだって。つぎのおふねで
つれてってあげてね」と、思い切って言います。

ラストは寂しく終るのではなく、嬉しい事がありました・・・

人物の動きがとても細やかに描かれていて、
絵に手書きでセリフが書いてあるのを読むのも楽しいです。

給食・運動会・遠足・なわとびなど、学校行事に沿って
お話が進んでいくので、子供も共感を得たようです。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい スケールの大きいはなし〜♪  投稿日:2005/02/27
すてきなあまやどり
すてきなあまやどり 作・絵: バレリー・ゴルバチョフ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
ブタくんは、大きな木の下で雨やどりしたはずなのに、
なぜかびしょぬれ。ヤギさんにそのわけを説明していくうち、
どんどんエスカレートしていく。
いろんな動物が出てきて楽しいです。
(どんな動物が何匹出てくるかは、見てのお楽しみ)

見開きページがさらに左右に開き、ドーンと雨やどり
している絵が、圧巻です。
うちの子供は、数を数えて、「1匹足りない」などと、
細かいこと言うので、「影に隠れてるんだよ」と言い訳
しておきました(笑)

長雨が続く日に読んだら、楽しい気分になりそう。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 迫力あるきょうりゅう。  投稿日:2005/02/27
きょうりゅうのたまご
きょうりゅうのたまご 作・絵: なかがわ ちひろ
出版社: 徳間書店
ぼくの部屋に恐竜がやってきて「わたしのたまご知りませんか?」
そこからぼくと恐竜のおかあさんとのたまご探しが始まる。
遊園地・博物館など探し、工事現場でショベルカーを使って掘っていったら、たまごを発見!
博物館で恐竜の剥製を見て、恐竜のおかあさんが
「とっても悲しいにおいがします。わたしの探しているのは
もっとうきうきするにおい」と言うところが印象的です。

恐竜は超ビッグに描かれ、それとは対照的に、街の様子や
人の動きが細かく描かれています。
じっくり見ていても楽しめます。
子供は喜ぶ事、まちがいなし!

一番後ろの作者のプロフィールがまたおもしろいです。
ショベルカーに乗っている中川さん本人の写真付き!

他の作品の“たこのななちゃん”には、
たこ壺を持った写真付きです。一度見てみてください。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい スプーンではなく『おさじ』さん!  投稿日:2005/02/11
おさじさんのたび
おさじさんのたび 作: 松谷 みよ子
絵: ささめや ゆき

出版社: にっけん教育出版社
初めに言っておきます。おじさんではなく、おさじさんですよ!

銀細工をするおじいさんが、小さいおさじを作り、
大事にガラスケースに飾っていた。
でも外へ出たかったおさじさんは、すきをみて逃げ出した。
町でかわいい赤ちゃんと会ったおさじさん、一緒に赤ちゃんの
家へ行き、楽しい暮らしが始まった。
ある朝、大地震が起こり、赤ちゃんと離れ離れに。
お隣りさんの子猫ルウと赤ちゃんを探す旅に出た。
そして、避難所で再会できた、というお話。

ささめやゆきさんの絵がかわいくて、スプーンより、やっぱり
『おさじさん』がピッタリはまります。

中越地震で被災された方々を思うと胸が痛みますが、
(大雪にも見舞われているし)
こんな絵本を読んだら、少しは癒されるのでは・・
と思ってしまいます。

同じ歌詞で、おさじさんが歌う歌が何度か出てくるのですが、
ガンバッテ考えてメロデイーを作り、子供に聞かせました。

♪ぼくはおさじさん すてきなおさじさん
 おいしいものをお口にはこぶ きしゃぽっぽ
 ぼく おてつだいいたします♪

話をじっと見聞きしていました。この歌も気に入ってくれたようです。みなさんに聞かせたいくらい。
(簡単なメロデイーですが)
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 素敵な神話  投稿日:2005/02/11
アンナと冬のすみれ
アンナと冬のすみれ 再話: ネッティ・ローウェンスタイン
絵: エリザベス・ハーバー
訳: 中川 千尋

出版社: 徳間書店
12月のある日、まま母と姉さんに言われて、
森にすみれの花を探しに行ったアンナ。
(朝から晩まで働かされ、いじわるばかりされていた)
森のなかをさまよううち、火を囲んで12人の人がいすに
すわっていた。十二の月だった。「今は私がおさめる月なので
大きいいすにすわっている」と12月が言う。
願いを聞いてくれて、三つずついすをずれ、3月が大きいいす
にすわると、そよ風が吹き、雪が解け、野原いちめんすみれが
咲いた。アンナはエプロンいっぱいにすみれを摘み、
急いで家に帰る途中、冬に戻った。
よくばりな、まま母と姉さんは、その話を聞き、
森へ行ったっきり帰っては来なかった・・というお話です。

神話のような話に、パステル調の、ほんわかした絵が
ピッタリです。森の動物達が所々小さく登場するのも
かわいい。

火を囲んで十二の月がいすにすわっている絵が、
子供は印象的だったようで、「不思議な形してる人だね」
と言っていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 逃げ足も早い?風来坊。  投稿日:2005/02/07
風来坊
風来坊 作・絵: 川端誠
出版社: BL出版
木彫りの名人、風来坊。
ある日、山の中に村を見つけ、何か食べ物をもらおうと
入っていったところ、取入れが済んだ物を、30人もの
野武士が全て持っていってしまう、何とかしてほしい、
と持ちかけられる。先に酒と食事をもらってしまった風来坊。
「村一番の大木を用意してくれ」と言って、
その大木で仁王さまを彫り、背中に穴をあけ、そこに隠れた。
野武士のかしらの上に仁王の頭を落とし、やっつけた。

がっしりしていて、いかにも強そうなのだが、
助けてもらったお礼に村人がごちそうしようとした時には、
もうもぬけの殻。ごちそうになったら、またどんなお願いを
されるか分からない、とそそくさと逃げてしまうのが、
ギャップがあっておもしろい。

「風来坊」シリーズのほかの作品も見てみたい、
と子供からリクエストがありました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 参加型の絵本は楽し♪  投稿日:2005/02/07
まめだまめまめだみつまめだ こくご
まめだまめまめだみつまめだ こくご 作: 山下 明生
絵: はた こうしろう

出版社: 理論社
山下明生さんの空とぶ学校シリーズです。
タイトルは、子タヌキ3兄弟の名前で、
末っ子のみつまめだと、ぼくの早口言葉競争が始まります。
おなじみの「なまむぎなまごめなまたまご」から、
「あおがききがきあかがきじゅくがき」(柿の熟れる順だそうで)
など、たくさんの早口言葉が出てきますが、それぞれに絵が載っていて、
イメージが湧くようになっていて楽しいです。

帯に“時間割”の表があって、
1じかんめ こくご  まめだ・・・
2じかんめ さんすう たまご+うんち=いくら
3じかんめ おんがく だいすきメロンのこもりうた
(・・6時間目まであり、自習1,2というのも。)

と、他作品を紹介しています。(小学生の心をくすぐるなァ〜)
子供と一緒に早口言葉を言い合い、子供のほうがスラスラ
言えた時は悔しかったりして・・・

子供から「全部借りて〜」とリクエストされました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 「あかちゃんを産むのって大変なんだね」  投稿日:2005/01/29
いのちは見えるよ
いのちは見えるよ 作: 及川 和男
絵: 長野 ヒデ子

出版社: 岩崎書店
小2の授業(生活科)で、生まれた頃のようすを書いてくるという宿題が出ました。
「生まれた時のおうちの人の様子」、
「生まれた頃の様子」などを
写真を見ながら親から話を聞いて、自分で用紙に
書く、というものです。
写真を見ながら話すと、懐かしくて癒されました。…

一人でこの本を読んだら、
鼻の奥がツーンとして、涙が出てきました。

子供に読み聞かせたら、
この本の最初と最後のページに、赤ちゃんが
ハイハイしてたりお座りしている絵があるのですが
それを見て、笑っていました。
自分の赤ちゃんの頃と重なったんでしょうね。
で、第一声がタイトルの言葉。
産む前の苦しそうな絵を見て、
一緒に眉間にしわを寄せていました。(笑えた)

クラスに5人兄弟(!)の子がいて、一番下のお子さんが
まだ赤ちゃんなので、
「教室に来てくれないかなァ」と、ちょっとうらやましそうに
本を見ていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 奥が深い本  投稿日:2005/01/29
さくら子のたんじょう日
さくら子のたんじょう日 作: 宮川 ひろ
絵: こみねゆら

出版社: 童心社
うちは男の子ひとりなので、
主人公が男の子の本を選びがちになってしまうので、
主人公が女の子で、絵が素敵な
この本を選んでみました。
読んでみると、なんて奥が深い本なんでしょう!

台風で折れた栗の木の頭からさくらの芽が出て、
何年も経って、下は栗、上はさくらとして
1本のりっぱな木になっているなんて…

「くりの木がみごもって、さくらという赤ちゃんを
生んだ。このくりの木を、みごも栗という」
なんて素敵な言葉ですね!

子供に読み聞かせしたら、
おかあさんの妹の命日と
さくら子の誕生日が一緒、というところが
気になったようです。

すこーし、何かを感じ取ってもらえればいいと思います。

高学年向きではないでしょうか・・・

参考になりました。 0人

28件中 11 〜 20件目最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ

【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット