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節分になると手に取ってます
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投稿日:2008/01/26 |
節分の頃に読み聞かせする、定番絵本です。
読んだ後、「あなたのところに来るおには、どんなおにかな?」と問うと、みんな真剣に考えます。
なきむし、いじわる、らんぼう…と、子どもにとって身近な性質のおにのところも良いですね。
絵柄もストーリーもかわいらしく、ほのぼのした感じの絵本です。
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憧れと行動は無駄じゃない
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投稿日:2007/02/14 |
原画展で観て、心を鷲掴みされました。
即注文し、苦労して手に入れました。
削り取られ吟味された少ない言葉が、緊張感を与えます。
あこがれが鳥に海を渡ろうとさせ、志半ばで皆落ちていく。
それでも「くいはなかった」。
そうして沈んだ無数の鳥たちが島になり、やがて一羽の鳥に海を渡らせ切る。
そうして鳥の島は、今も残っている。
誰も知らなくても。
名も知れぬ無数の一歩に支えられ、新たな高みへと踏み出せるのですね。
無数の支えた者はその事実を知らず、支えられた者も何が支えてくれたのかに気づかず、それでも意志は受け継がれていくのでしょう。
そうやって続いていくんですね。
読む度に涙があふれそうになります。
あまり小さい子向けではないと思いますが、大人でなくても、読んで何か感じてくれる子はいると思います。
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お母さんの想い
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投稿日:2006/02/19 |
なつかしい! 小学校の国語の教科書に載っていたことがありました。
絵も文章も良いのです。
えさも食べず、大きくなって貰われていった子ねこたちを探す、お母さんねこ。
元気な子ねこたちからかかってくる真夜中の電話。
そして、子ねこたちの消息を知り、ほっとしながらも淋しげな、お母さんねこの後ろ姿。見開きのページには、文章は何もなく、却ってお母さんねこの色々な想いを想像させました。
朝になって、穏やかに眠るお母さんねこのえさ入れは、空っぽになっているんですよね。
最近あまり見かけませんが、ぜひたくさんの人に読んでもらいたいです。
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お母さんねこの想い
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投稿日:2006/02/18 |
なつかしい! かつて、低学年の国語の教科書に掲載されてました。
もらわれていなくなった子ねこたちを、えさも食べずに探すお母さんねこ、夜中にかかってくる元気な電話。そして、安心した、でもやっぱり淋しそうな、お母さんねこの後ろ姿。(絵本では)何もセリフがないそのページを見る度に、ついぽろっときてしまいます。
朝になって眠っているお母さんねこのえさ箱は、空っぽになっているんですよね。
何も描写がないからこそ、却って色々情景や心情を推し量ってしまいます。
最近あまり見かけませんが、沢山の人に読んで欲しいです。
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絵を見ながら耳で聞く絵本
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投稿日:2005/12/14 |
色々な読み方があるようですが、100まんびきもいた猫の中から、みすぼらしく謙虚な子猫が、老夫婦に選ばれ幸せになるところが、あったかくて良い、と私は感じました。
子猫がきれいなねこになっていくところでは、愛される事が「美しさ」(見目形だけではなく)を作る…とも思いました。
「100まんびきのねこ」は、絵を見ながら、耳で聞く絵本…というようなことを、出版した福音館の松井直さんが語っていました。あの絵に合わせるために、翻訳した日本語も横書きにして、その当時は珍しかった横長の絵本にしたそうです。読み聞かせに向くのも当然、なのかな。
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がんばれ、サンタさん
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投稿日:2005/12/14 |
クリスマス・イブ。仕事がほっとしたのも束の間、袋の中には配り忘れたプレゼントがぽつんと一つ。
風邪気味のトナカイをいたわって、サンタは一人でプレゼントを届けに出かけます。でも、「生まれてから一度もプレゼントをもらったことのない」少年の家は、遠い険しい山のてっぺんにあるのです。
だけど、おじいさんサンタはくじけない。そして、サンタに出会った人もみんな親切です。沢山の人が、自分の乗り物で途中まで送ってくれます。みんなの優しい気持ちのリレーで、とうとうプレゼントは少年の枕元に届くのです。
プレゼントを届けた後のお話は、文章では語られていません。その代わりに、見開きいっぱいに、色々な乗り物に乗せてもらうサンタの絵が。中には何でこんな乗り物に? と笑い出したくなるような物もあって、帰り道のサンタの冒険を色々想像するのも楽しいです。
ちょっと変わったクリスマス話で、いつ読み聞かせしても大受けです。12月になると図書館に借りに行く、定番絵本です。
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美しい…!
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投稿日:2005/12/14 |
それまでル・カインを知らなかったン十年前、この1冊に完全にノックアウトされました。何と美しい、何と幻想的な…! 装丁全てに神経を張り巡らせた、珠玉の1冊。
1枚1枚の絵の緻密なこと。12人のおひめさまやお相手の王子達一人一人が描き分けられていて、いくら見ていても飽きません。矢川澄子さんの文章も素晴らしい。グリム童話なのに、キャラクター一人一人にしっかり個性があるところが魅力です。
主役の旅人と総領のお姫様が、大人で素敵。ル・カインの絵本は他にも沢山あって、「いばらひめ」なども美しい(仙女達の描き分けが素晴らしい!)ですが、物語の内容は、断然こちらの方が大人っぽくて洒落ています。
12人のおひめさま達が、毎夜どこかで靴を擦り切れさせてくる謎を、みすぼらしい元兵士の旅人が解き明かす、というお話です。
大人向けの絵本、かとも思いますが、ウチの娘も保育園の頃から大好きでした。一人で読めるようになってからも繰り返し読んでいます。
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私もやってみたい!
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投稿日:2005/12/08 |
ある晩、マックスはおおかみのぬいぐるみを着て大暴れ…お母さんは怒った。「このかいじゅう!」とうとうマックスは夕ご飯ぬきで寝室に。すると、寝室ににょきりにょきりと木が生えだして、どんどん生えて…そこへ波がざぶりざぶり…。
初めて読んだ時の衝撃。あ然とする展開、圧倒的な絵の迫力。ぜーんぜん良い子じゃないマックスと、独創的なかいじゅうたちが、とっても魅力的です。
ああ、私もかいじゅうならしの魔法を使ってみたい! 白い三日月の下の、迫力のかいじゅうおどり!
かいじゅうの王様をやめたマックスが、1年と1日航海して戻ってくると、寝室にはちゃんと夕ご飯がおいてあって、まだほかほかとあたたかかった…ところもまた良いのです。文章も簡潔で、さりげなく、それでいて深い。
原画をそのままアニメ化したビデオも出てますね。上条恒彦の語りも素敵です。(「世界絵本箱7かいじゅうたちのいるところ他」)ピアノの音(においの代わり)が効果的。できたら、グロテスクでプリティなかいじゅう達を、壁一杯の大画面で見てみたいなあ。
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