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青と緑の違いって?青=グリーンな息子
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投稿日:2006/03/21 |
5歳の息子は、青と緑の区別がちゃんと付きません。青と緑のものを沢山置いて分別させれば完全に分けられるので、色の違いは分かっているのですが、概念が分かってないんです。信号機(どう見ても緑色)に対して、「青になったら渡ろうね。青だから渡っていいよ。」と言い続けたのがいけなかったようです。英語やトルコ語では、信号機の色はグリーン。そこで、青=グリーンという謝った思い込みが育ってしまったようです。「日本語の青リンゴや青ガエル、青々とした青葉・・・これは全部、実は緑色。ああ、母はこれをどうやってあなたに伝えればいいの!」と思った瞬間!「これは、『あおくんときいろちゃん』の出番だわ!」と思いつきました。
ところが、この本は昔図書館で見かけ、読んだことはありましたが、自宅にはありません。日本語か英語のものを取り寄せようと思っていた矢先に、友人の家で発見!
「息子が青と緑の区別がつくようになるまで貸してね。」と言って借りてきました。
あおくんときいろちゃんは仲良しすぎて混ざってみどりになっちゃいます。「息子よ!この本で青と緑の違いに目覚めて頂戴!」
もし、うちの子みたいな子をお持ちの方がいらっしゃったら試してみてください。って、いないかしら???
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コーデュロイとコール天
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投稿日:2006/03/21 |
この本の英語のタイトルがCORDUROYなのは知っていたので、何で日本語のタイトルがコーデュロイじゃなくて、コールテンなんだろう?普通、コーデュロイ使うし、コールテンって私語じゃない?って思っていましたが、ある日、幼稚園(インター)から帰ってきた息子が、「この熊の名前はコールテンじゃなくて、コーデュロイだよ。幼稚園で先生がそういったもの。」と言ったので、気になって調べてみました。”コール天は、畝織のビロードの意。コーデュロイ。”との事。この絵本が販売された当時は、コーデュロイはコールテンと呼ばれていたんだろうなあ・・・と思いました。
タイトルはさておき、ストーリー自体は、玩具を大事にする優しい心が自然に育つとてもよい本。最後のシーンはジーンと来ます。私は幼い頃、真剣に玩具は皆生きている(魂がある)と信じ込んでいたので(今でもまだそんな気がしますが)、とても身近に感じます。
息子は、コールテン君が、「ここはごてんかしら?」とか色々想像するシーンで、大うけ。「違うよ。ここは〜〜だよ。」と言います。
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読みながら涙ぼろぼろ
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投稿日:2006/03/13 |
この絵本をはじめて読んだのは息子がまだ一ヶ月のときでした。全くどういう本か知らずに読み始めたので、最後の狐が恥ずかしそうに笑って死ぬシーンとお墓のシーンでは、もうひたすら号泣でした。息子は勿論唖然としていただけでしたが。それ以降もこの本を読むたびに涙をこらえるのに必死になります。そんな私を見て「お母さん、どうして泣いてるの?」と言う息子。ある日、この本を読んでいても、息子には可哀想とか悲しいとかそういった気持ちは全く湧いてこないのか、終に我慢できなくなって息子に聞いてみました。すると、「この本は好き。やさしい狐が色々な動物にご飯を食べさせてあげる話だから」との事。「でも狐さん死んじゃったよ。」と言ったら、「えっ?死んでないよ。寝てるだけだよ。後で起きるよ。」との事。漸く、息子が平然と聞いているだけだった原因が分かりました。
最後に読んだとき、初めて狐が死んだ事が分かったようですが、「狐はオオカミに負けて死んじゃったねえ。」と言っていたので、「負けてないよ。ちゃんと勝ったよ。ひよこたちを守る為に頑張って戦って、強いオオカミに勝ったけど、疲れて死んじゃったんだよ。」「そうなの?見せて!」
みせたら、「あっ、本当だ。勝ったね。狐、強いね。」
この経過で分かったのは、この本は小さい子にも十分楽しめる本ですが、ひよこの無垢な心、きつねの心境の移り変わりなど、この物語の深い部分を理解するまでには子供の成長が必要だということです。
子供は詳細を理解できなくても、この本が大好きです。なので、子供だけではなく、子供に本を読む大人たちにこそ、純粋な気持ちで読んで、涙を流して欲しい作品です。
私は個人的にこの狐が大好きです。出来れば死んで欲しくなかったけど、ひよことの出会いがなかったら、彼は自分の存在意義に気づくことも、充実した心の温まる日々を過ごすことも出来なかったと思います。出会いや信じる心って本当に大切だと改めて思います。
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ずっとこの本を捜してました。
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投稿日:2006/03/09 |
自信を持ってお勧めしたいのですが、実は、実物を見ていないので、この作者によるこの本を読んだのかどうかは自信がありません。「12のつきのおくりもの」のお話は、小さい頃読んでとても印象に残っている絵本ですが、こどものともだったかどうかは残念ながら記憶に残っていないからです。
雪の森の中で火を囲む12の月の精。立っている場所を交代するだけで季節が変わり、森に春や秋がやってきます。この本を読んだときは、主人公のマルーシカとともに辺り一面の景色が変わる感動を共感し、驚きと喜びに打ち震えたのを思い出します。当時、森へ行く夢も良く見ました。
ずっとタイトルも作者名も思い出せなかったため、購入を諦めていましたが、偶然買った「ママお話きかせて やさしい心を育てるお話編」松谷みよ子&日本民話の会著の中に入っていたのがきっかけで、再びこの本を捜していました。
1月に新刊で発売されたのを知り、とても興味を持っています。
近日中に日本に行く可能性があるので、まだ取り寄せていませんが、この本をもう読まれた方はレビューを載せて頂けたら嬉しいです。
また、昔、こどものとも以外でこのタイトルの絵本を読んだ方がいらっしゃったら、出版社や作者名をお教えいただけると嬉しいです。
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息子の最大のお気に入り本です。
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投稿日:2006/03/07 |
私的には、この絵本は絵が異様にリアルでグロテスクな上、特にヤギの親子が何となく悪魔っぽくて怖いと思うのですが、息子はなぜか大好きです。グリム童話は、残酷なものが多いですが、子供は余り加工されていないオリジナルに近いものが好きだと聞きましたが、本当にそうなのだと思います。
普通の人間の家に住んでるのに、全く擬人化されていないヤギのお母さんは異様です。息子はヤギのお母さんがエプロンをしているのに違和感を感じたようで、「ヤギは服を着ないよ」と言っていました。他の絵本では何も言わないのにこの絵本で言ったのは余りにもヤギそのままだからでしょうか?
息子は、オオカミのお腹を切るところが特に好きなのだそうです。一時期、オオカミ物に凝った息子は、赤頭巾ちゃん、三匹のこぶた、ピーターとオオカミなど、オオカミ物ばっかり読みたがっていましたが、中でも彼のベストはこの本です。
そう言えば、私も幼い頃、「さっとおなかをぬいあわせましたが、あまりてばやいものですから、おおかみはなんにもきがつかず、みうごきひとつしませんでした。」と言うのを聞いて、「そうなんだ。」と妙に納得していたなあと思い出しました。
一度読んだら忘れられなくなる本です。お腹を縫われたオオカミが、力なく立ち尽くすシーンで、家の中でニコニコ笑うヤギたちや、皆で「オオカミ死んだ」と踊りまくるシーンは不気味です。
それともこの本が不気味に感じられるのは私だけ???
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あつくもないつめたくもないちょうどいい
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投稿日:2006/03/02 |
息子がまだ4歳だったある晩、浴槽の湯加減を見ていると息子がやってきてお湯に手をいれ;
息子:あつくもないつめたくもないちょうどいいかげん
私:それ、何の本の言葉だっけ?覚えてる?
息子:うーん、覚えてない。
私:3びきの?
息子:こぶた!
私:・・・・・
普段、トルコ語と英語と三身一体化した不可解な日本語を話す息子の口からこんな良い日本語が飛び出したのに驚く一方で、ふと、急にこの言葉の凄さに気がつきました。
実はこの本をはじめて読んだとき、おおぐまのおかゆが熱すぎるのは当然だけど、ちゅうくらいのくまのおかゆが冷たすぎて、こぐまのおかゆが丁度良いなんてありえないって個人的には思ったんです。で、別のバージョンの3びきのくまを読んだときに、「おおぐまのも、ちゅうくらいのくまのも熱かったので」という記載があり、その時は常識で考えたらそうだよなって思ったんです。
でも、そうしてしまうと、この子供の心に残る名句はできないわけですよね。「あつくもないつめたくもないちょうどいいかげん」ってインパクトもあるし、語呂も良いし、この本の魅力を高めてると思います。
3びきのくまの本は他にもありますが、絵も内容もこれが一番だと思います。キャンディのキャラもいけてると思います。息子は5歳の今もこの本が大好き、お勧めです。
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小さい子もはまります!
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投稿日:2006/03/02 |
息子が2歳のときに日本に帰国した際、本屋でたまたま見かけとても気に入って買いました。
雨ニモマケズが1行ずつ1ページになって、とても印象的な絵と文字で描かれています。IHATOVの住人たちが隠れキャラとなってでてくるので、賢治好きの親にも嬉しいかもしれません。
一ページ中の文字が少ない上、文字が四隅や下の端のほう、噴出しの中などに書かれているため、つい指さしながら読んでしまうのですが、当時2歳だった息子はすぐに大喜びで覚え、「デ・ク・ノ・ボ・−」などと指差しながら暗記してしまいました。インパクトのある絵が言葉のイメージを興隆して、イメージが大きく広がる作品だと思います。
口に出しやすいためか、普通に読んでいれば子供は喜んであっという間に覚えてしまいます。特にまだ意味が良く分からない1〜2歳の方がこの本の面白さが純粋に伝わるかもしれません。
私にとっても「雨ニモマケズ」は特に印象に残る詩ではありませんでしたが、この本で考えがすっかり変わりました。奥の深い本だと思います。
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年齢による楽しみ方ができる本
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投稿日:2006/02/28 |
この本は、息子のファーストブックの中の1冊で、生後すぐから読んで来ました。
指差しを覚えたばかりの9ヶ月の頃からは、金魚を指差しては得意になっていたとても思い出のある本です。
子供が大きくなったので、ここ1年ほどはご無沙汰でしたが、昨日、ふと「読んで」と持ってきたので、ひらがなを少しずつ覚え始めた時期だし、自分で読む練習にも丁度良いかと思って読み始めました。
そこで嬉しい驚きがありました。1年以上前、最後に読んだときまで、「金魚はどこ?」と聞くと、指差しながら「ここ」と答えていた息子から、今回は、「カーテンのところ、テレビの中、チューリップの花(チューリップかどうかは疑問ですが)のところ」・・・のように具体的に口答で答えが返ってきたんです。
ああ、そういう答え方もあったなあと思いながら、いつの間にか息子も成長していたのねと思わず感動してしまいました。
良い本は、幅広い年齢層で楽しめると言うのを改めて実感しました。
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