新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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なみ@えほん

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なみ@えほんさんの声

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自信を持っておすすめしたい わくわくする絵本♪  投稿日:2017/02/27
ゆきが くれた おくりもの
ゆきが くれた おくりもの 文: リチャード・カーティス
絵: レベッカ・コッブ
訳: ふしみ みさを

出版社: ポプラ社
 わくわくする絵本でした^^。雪が降って積もってわくわく。学校がお休みになって、ちょっと(?)わくわく。うまがあわない先生と生徒、一対一の授業にドキドキ。そして、たくさんの雪だるまに また わくわく♪

 雪だるまをたくさん作ったダニーとトラッパー先生は調子づいて、無茶苦茶に遊んで、とっても幸せ♪そんな幸せにわくわく。(でも本は大切に、してほしいなぁー)そして次の日・・・。

 ひみつを共有した二人は特別な関係なんですね。時には、はめをはずすのもいいみたい。年が違う、立場が違う、そして うまがあわない二人が、ふとしたきっかけでこんな心の友になる・・・「いいなぁー」とわくわくしました。
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なかなかよいと思う 可愛げのある大物  投稿日:2017/02/26
ぜったいひとつだからね
ぜったいひとつだからね 作: ローレン・チャイルド
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
 読み終えて数字で頭が一杯になりましたが、なにより印象的だったのは、妹とママとの会話。

 「ひとつ えらんできて いいわよ」と言うママに、「3つよね?」「2つじゃなかった?」と うそぶく妹。「なんにも なしっていうのは?」というママの応戦に、「では、ひとつでは どうでしょう」「そうね、ひとつっていうことで」と、とりあえず、もともとの一つは確保。妹は、なかなかのチャレンジャーです。

 この子は将来、どんな大人になるでしょう?お店の人とやりとりして、とってもお買い物上手になりそうな予感。そして、数字にも強くなりそうです。とにかく、とても賢い妹だと思います。そして、買ってもらった12枚のシールを家に帰る途中にペタペタとその辺に貼ってしまうところが、なんだかカワイイのです。可愛げのある大物になるんじゃないかなーと思います。

 ウイットの効いた会話と たくさんの数字を楽しむ絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 言葉も、その言葉を使う人も愛しいです。  投稿日:2017/02/24
翻訳できない世界のことば
翻訳できない世界のことば 著: エラ・フランシス・サンダース
訳: 前田 まゆみ

出版社: 創元社
 本当に!素敵な本だと思います。「素敵」というありふれた言葉以外に この気持ちを表すぴったりの言葉が欲しいです。

 内容はユニークだし、イラストもぴったり。色合いも大人な感じがとても気に入りました。

 パラパラとめくって、目にとまったページを読みます。世界は広く、言葉は深く、面白く、様々な感情を持ちその言葉を使う人間は愛しいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい ていねいに 付き合う  投稿日:2017/02/24
ぜったいがっこうにはいかないからね
ぜったいがっこうにはいかないからね 作: ローレン・チャイルド
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
 「学校ってどんなところ?」と不安がいっぱいの妹。だからやっぱり、おとくいの「あーだ、こーだ」を言っちゃいます。

 忙しいから学校なんて行ってる時間はないし、10まで数えられたら十分だし・・・ってね。そんな妹にお兄ちゃんはやっぱり丁寧に付き合います。頭ごなしに言ったってだめなんです。丁寧に付き合っていたら、流れはいい方向へ!

 その子の気持ちに寄り添って、丁寧に付き合うって大事なこと。学校から元気に帰ってきた妹の生意気な口のきき方は、まぁ、ゆるしちゃお、ね。
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自信を持っておすすめしたい 気の利いた やりとりを・・・。  投稿日:2017/02/23
ぜったいねないからね
ぜったいねないからね 作: ローレン・チャイルド
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
 日本ではあまり考えられないです。パパとママが、兄にやっかいな妹の寝かしつけを頼んでお出かけしちゃうなんて。でも、それを受けて立つ頼もしいお兄ちゃんです。

 ああだ、こうだ言いながら、寝る時間引き延ばし作戦をする妹。それに応戦する兄。そして、妹は、いつのまにかベッドの中へ・・・。

 二人とも頭のいい兄妹なんだと思いました。知恵比べというか気の利いたやり取りを二人で楽しんでいるのです。良い関係で羨ましいです。

 コラージュが楽しいおしゃれな絵本です♪
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自信を持っておすすめしたい ユーモラスな ひねりが・・・。  投稿日:2017/02/22
ぜったいたべないからね
ぜったいたべないからね 作: ローレン・チャイルド
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
 お兄ちゃんの妹思いには脱帽です。なんてステキなお兄ちゃんでしょうか。

 にんじんは「えだみかん」?、まめは「あめだまみどり」?

 正攻法で好き嫌いをなくそうとする大人のやり方を軽々と乗り越えていくお兄ちゃんのひねりの入れ方、柔軟さは最高♪妹はいつのまにか自分からお兄ちゃんの世界に入りこんで、ぜーったい食べたくなかった「まんげつぶちゅっと」を「すき」というのです。

 本当は食べれるようになっていたのに、妹は試そうとしないで、いらぬ意地を張っていたんだと思うなぁ。さすがお兄ちゃん。妹の心理がよくわかっています。正面から行ってダメでも、ユーモラスにひねりを入れれば大丈夫。他の場面でも使える人生の知恵ですね。
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自信を持っておすすめしたい カニグズバーグが好きな人におすすめ、かも?  投稿日:2017/02/20
スピニー通りの秘密の絵
スピニー通りの秘密の絵 著: ローラ・マークス・フィッツジェラルド
訳: 千葉 茂樹

出版社: あすなろ書房
 13歳の少女セオは、美術館の警備員をしている祖父と、一日中数式に取り組み夢の中にいるような母との三人暮らし。ところが頼りになる祖父は、ある日、事故で亡くなってしまいます。「卵の下を探すんだ」という言葉を遺して。

 卵の下を探しているうちに現れた謎の絵。セオは、たまたま知り合った同い年の少女、ボーディと一緒に謎を追っていきます。

 謎の絵は本当にラファエロ? でも、どうしてこんな描き方?という謎ときに付き合いながら、私の絵画史への興味も増していきました。そして、絵の来歴に迫るにあたって図書館情報学修士を持つ専門家の頼もしさ、コンピュータデータベースの素晴らしさに感動。さらに何より少女たちの行動力、機転に感嘆。

 おじいちゃんが謎の絵を持つことになった訳は、ナチスの美術品略奪とその返還プロジェクト、モニュメント・メンという歴史的事実を基に設定されています。(映画「ミケランジェロ・プロジェクト」を見ていたので、よくわかりました)セオたちが謎を追った結果、おじいちゃんの心残りが解決されました。良かった!

 卵の下に大切なものが隠されていたように、この本のストーリーの下にも様々なものが豊かに横たわっているように思いました。


 P.S. 本を手にとってページをめくった瞬間、「カニグズバーグのにおいがする?」と感じた私。(あくまで個人の感想・思い込みです)そして著者紹介を読むと、一番好きな本の一冊は『クローディアの秘密』とあり(!)、私の嗅覚はまんざらでもないかも?と思った次第ですが・・。
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自信を持っておすすめしたい しあわせな 眠り  投稿日:2017/02/15
ちいさなりすのエメラルド
ちいさなりすのエメラルド 作: そのだ えり
出版社: 文溪堂
 主人公のリスの名前はエメラルド。そして、表紙はきれいなエメラルド色。エメラルドちゃんの目の色もエメラルド色かな。一緒に住んでいるウサギのガーネットさんの目の色は赤くてガーネット色です。

 丁寧に描かれたとっても可愛い絵本です。家の中の部屋や家具、そして小物をじっくりと見ていくのが楽しかったです。と思ったら、作者の紹介に「住居建築を学んだ」とあって、とても納得しました。

 2人が住んでいる家には「ピアノ工房」の看板が・・・。ガーネットさんは調律師さんなのですね。夜に急に呼び出されるなんて、演奏会を控えているピアニストのピアノに何かあったのかな?夜、営業しているバーや、レストランのピアノにトラブル?と色々想像してしまいました。

 好きな人に好きなお話を読んでもらって、安心して眠りにつけるって幸せですね。最終ページのエメラルドちゃんの寝顔をみて、そう思いました。
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自信を持っておすすめしたい 感情と言葉が育つ時  投稿日:2017/02/14
こわい、こわい、こわい? しりたがりネズミのおはなし
こわい、こわい、こわい? しりたがりネズミのおはなし 文: ラフィク・シャミ
絵: カトリーン・シェーラー
訳: 那須田 淳

出版社: 西村書店
 前も後ろも、見返しの絵がとてもステキで、まず手に取った時、魅力的な絵本だと思いました。本文の絵も、動物たちが大きく描かれていて、とっても迫力があります。子ネズミのミナからすると、私たち人間以上に、彼らは大きく見えるでしょうしね。そして、動物たちの表情が良いです。

 「こわい」が わからないミナ。こわいものがないというのは、ちょっと羨ましいようにも思いましたが、これはある意味、危険です。私たちは、自分を守るため、「こわい」という感情を持っているのでしょう。「こわい」がわかってミナはひとつ成長しましたね。そして、「こわい」を乗り越えるための温かさもちゃんと、身近にあって良かった!つながりがあれば「こわい」の気持ちが消えていく。単純なお話のようで実は深いなーと思いました。

 子どもが言葉を覚えていく時、まずは「モノ」、名詞を覚えます。考えてみると感情を言葉で表現できるようになるって、すごい成長です。感情が豊かになって、それを表す言葉が豊かになって、ひいては人間として豊かになっていくのだろうと思います。
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自信を持っておすすめしたい とりさんの おうち  投稿日:2017/02/14
すばこ
すばこ 文: キム・ファン
絵: イ・スンウォン

出版社: ほるぷ出版
 色が美しく、すっきりしていて、さらに可愛らしい絵本です。

 巣箱の成り立ちに歴史や物語があるとは知りませんでした。もともとは、鳥を捕まえるワナだったこと、鳥を愛するドイツの男爵がもっと鳥をよぶために巣箱をたくさんかけたこと、その巣箱で暮らす鳥たちが害虫の大発生から森を守ったこと、そのことがきっかけで巣箱の設置が世界に広まったこと・・・。

 巣箱の素材やおき方にも、いろいろなタイプや意味があることに驚きました。巣箱も奥が深いです。

 色とりどりのいろんな形の巣箱から、鳥と共生しようとする人間の優しさや、暮らしを楽しくしようとする気持が感じられた絵本でした。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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