新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる
季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

TOP500

なみ@えほん

その他の方・60代・大阪府

  • Line

なみ@えほんさんの声

712件中 141 〜 150件目最初のページ 前の10件 13 14 15 16 17 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい アイデアが光ってる  投稿日:2017/03/28
ひよよとふうせん
ひよよとふうせん 作: ひよよ
出版社: 三起商行(ミキハウス)
 ひよよがふうせんをもらったら、ふわふわと浮かんでしまった「意外さ」、あ、たいへんっ!と助けようとしてくれる友達がたくさんいる「うれしさ」、友達は一生懸命なのに、こんにちはーと、とってものんきな ひよよの「天然さ」。すべて、ほのぼのしています。この先、どうなるのかなぁ?と思っていたら、結末もとっても可愛くて、うれしくなりました。

 小さくて、一見単純な絵本だけれど、アイデアが光ってる絵本だと思いました。縦開きなのも、絵本の中身にぴったり。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 王さまからの 挑戦状  投稿日:2017/03/26
おおどろぼうヌスート
おおどろぼうヌスート 作: 高畠 じゅん子
絵: 高畠 純

出版社: ほるぷ出版
 王さまが、おおどろぼうのヌスートに勝負を挑みます。「わしのお宝を盗んでみよ。」と・・・。

 ヌスートは勝負を受けて立ち、盗むものを絵に描いて、わざわざ王さまに知らせるのです。ところが、その絵はまるで暗号のよう。いったい何を表しているのかな。あれかな?これかな?それとも・・・?あーあ、王さまはやっぱり、大事なお宝を盗まれてしまいました!

 悔しい王さまは、ヌスートに絵をおくります。「今度はわしが、おまえの家に、これを盗みにいく」と。さて、その絵もまた暗号のようで、何がなんだかわかりません。でも、お話はここで終わり。

 その絵が何かは、読者が謎を解かなければなりません。答えは載っていません。ちょっと難しいですよ(笑) 私は答えを見つけるまでモヤモヤしました。でも、子どもたちは この謎を簡単に解いてしまうんだろうなぁ。ぜひ、お子さんと一緒に読んでみてください。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 妄想する楽しさ  投稿日:2017/03/19
てのりにんじゃ
てのりにんじゃ 作: 山田 マチ
絵: 北村 裕花

出版社: ひさかたチャイルド
 読みながら「現実にはいないよね、てのりにんじゃ」と思っても、読み終わる頃には、「いる?」「いたらいいなぁ〜」と気持ちに変化が・・・。

 てのりにんじゃは真剣なんだけれど、子どものいる一般家庭での修行のあれこれ、やることなすこと、楽しくって!アイデアをだす作者さん、それを形にして描く画家さん、息がぴったりですごく楽しい絵本になっていると思います。

 力尽きて迷い込んできた てのりにんじゃが元気になって修行して、お役目のために去っていく。うーん、さびしい。でも今度は、とてもカッコよく帰ってきてくれるみたい。

 すべて「もしも」の話だけれど、こんな風に妄想することも楽しいなぁーと気づかされました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい いちごパフェが 食べたくなる♪  投稿日:2017/03/17
いろいろいちご
いろいろいちご 作: 山岡 ひかる
出版社: くもん出版
 うれしい春の訪れを感じるもの。それは明るい陽射し、色とりどりに咲く花、そして、いちご♪ 美味しくて可愛いいちごは、みんなの人気者。そんないちごが主人公の絵本は、春に読むのにぴったりです。

 いちごが山登りしながら、変身していきますが、変身のしかたの発想が上手いなぁと思いました。「とろろーん」と昼寝をしたらジャムで、「ぐるぐる くるくる ふるるーん」とダンスをしたらムース。なるほどなるほど。これを読んだら、この春は「いちごパフェ」食べるしかないですね!

 丁寧に可愛らしく作られた絵本は、小さな子どもさんの柔らかい心に寄り添ってくれると思います。扉の絵で12あるいちごが3つずつ変身していって、ちゃんと数があっているところにも丁寧さが感じられました。そして、見返しのたくさんの白い花は、いちごの花なんですよね。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う くらべっこのあとは・・・。  投稿日:2017/03/16
ねずみさんのくらべっこ
ねずみさんのくらべっこ 作: 多田 ヒロシ
出版社: こぐま社
 子どもは大きい方、高い方、速い方、多い方が好きだと思います。たぶん・・・。それは、育ちつつあるものの本能みたいなもの。

 だけど、人生は ままならぬものなのです。「大きい!」と思っていたら、割れてしまったり、「高い!」と思ったら崩れてしまったり・・・。そんなひねりのある絵本です。小さな子どもさんは、この絵本を読みながらいろいろ比べて、たくさん言葉を覚えたり、使ったりすることができますね。

 一方、子どもは「おんなじ」や「いっしょ」も大好き!比べることをたっぷり楽しんだあと、最後は「おんなじ おんなじ」で終わって良かったなと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 笑顔で楽しく 食卓をかこむ幸せ  投稿日:2017/03/15
ねずみさんのながいパン
ねずみさんのながいパン 作: 多田 ヒロシ
出版社: こぐま社
 一匹のねずみさんが、ながーいパンを持って走っています。いろんな家を通り過ぎていきますが、誰の家かなぁ?家の形ですぐにわかりますよね。

 ページをめくると、どの家でも家族で食卓を囲んで、笑顔で美味しそうに食事をしています。読んでいるこちらも、なんだか嬉しくなってきました。

 楽しく食べる、美味しく食べる、しっかり食べる、みんなで食べる・・・。どれも小さな子にとっては大切なこと。そして幸せなこと。単純な絵本ですが、実はとても大事なことが描かれているなーと思いました。

 2〜3才くらいのお子さんと一緒に楽しみたい絵本です。親しみやすい絵で、お馴染みの動物たち、美味しい食べ物がでてくるので喜ばれると思います。子どもさんは読んでもらった後、満足した気持ちになれることでしょう。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 楽しい おかいもの  投稿日:2017/03/15
ねずみさんのおかいもの
ねずみさんのおかいもの 作: 多田 ヒロシ
出版社: こぐま社
 子どもたちはお買い物が好き。そして、お店屋さんごっこも。そんな、お買い物や、お店屋さんごっこの楽しさを味わえる絵本です。

 最初は、単純にお買い物を楽しんでいるだけ。でも、そのうち何のためのお買い物かが気になってきます。花束がでてくるあたりで、お祝い事だなーってわかってきますが、でもいったい、なんのお祝い?それは、読んでのお楽しみ!

 「つぎは なんの おみせかな?」と聞かれて答えるのが子どもたちにとっては、たまらなく嬉しいことでしょう。そして、前作「ねずみさんのながいパン」を知っている子には、お馴染みのながいパンが登場しているのも嬉しいことです。

 食べ物を売っているお店に行くと、太ったねずみさんが前に行って商品をしげしげと眺めている様子が面白かったです。やっぱり、食いしん坊さんなんですね。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 大丈夫だよ。楽しいよ。  投稿日:2017/03/14
とのさま1ねんせい
とのさま1ねんせい 作・絵: 長野 ヒデ子 本田 カヨ子
出版社: あすなろ書房
 天真爛漫で元気いっぱいの「とのさま」が魅力的です。

 でもそんな とのさまも、一年生になるのはいや。「今度 一年生、でもちょっぴり不安・・・」という子どもと等身大です。入学を控える子どもにとっては、「おんなじだー」とちょっとした嬉しさと安心を感じる絵本だと思います。

 追いかけられると逃げるくせに、追いかけられないとさびしくて、つまらないというのも子どもの気持ちそのもの。一年生は嫌だけど、入学準備をしているうちに、なんだかわくわくしてくるのも、子どもの気持ちそのもの。親近感がわきます。そんなとのさまが、学校へいくのだもの・・・。大丈夫。

 作者の「子どもたちが、みんな元気に楽しく学校生活を送れますように!」という願いが詰まった絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 勇気と不屈の精神から学びたい  投稿日:2017/03/12
シャクルトンの大漂流
シャクルトンの大漂流 作: ウィリアム・グリル
訳: 千葉 茂樹

出版社: 岩波書店
 海の群青色と氷の白が印象的な絵本です。大判で厚さがあり、中は魅力的な絵と、細かい記述でシャクルトンの冒険が描かれています。

 確かに「絵本」ではあるのですが、小さい子どものための絵本ではなく、また大きい子でも読み手を選ぶ本だと思います。ただ、一旦この絵本の魅力にとりつかれた人は何度もこの絵本を読み返し、シャクルトンと一緒に冒険を味わうことでしょう。

 シャクルトンが指揮するエンデュアランス号は南極大陸横断という探検に向かいますが、船は氷に閉ざされ、やがて沈没してしまいます。そんな孤立無援の過酷な環境下を生き抜き、なんとエンデュアランス号の隊員全員が無事に帰還するのです!希望を失わない隊員たちの精神力の強さ、彼らを指揮するシャクルトンの統率力の素晴らしさは言葉では言い尽くせません。

 インドア派の私は、「なんでまた、わざわざ好き好んでそんなところへ…」と思ってしまうのですが、そんな私に、最後のシャクルトンの言葉「…たったひとつの真の失敗とは、そもそも冒険をしようとしないことだ」が、グサッと突き刺さりました。彼らの勇気と不屈の精神から学びたいと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 家族の物語から、みんなの物語へ  投稿日:2017/02/28
プーさんと であった日 世界でいちばん ゆうめいなクマのほんとうにあったお話
プーさんと であった日 世界でいちばん ゆうめいなクマのほんとうにあったお話 文: リンジー・マティック
絵: ソフィー・ブラッコール
訳: 山口 文生

出版社: 評論社
 読み終わって思わずため息がでるような、何ともかとも素敵な絵本でした。

 『くまのプーさん』の ウィニー・ザ・プーの名前のきっかけになったクマが本当にいたこと。クリストファー・ロビンはそのクマ、ウィニーと一緒に遊んだことがあること。そのクマは実はカナダ生まれで縁あってイギリスにやってきたこと。ウィニーをイギリスに連れてきた獣医師ハリー・コールボーンの孫がこの絵本の作者であること。これらのすべてに ビックリしました。

 この絵本は、こぐまのウィニーとハリーとの出会い、一緒に過ごした日々、そして別れ。そして、そこから始まる ウィニーとクリストファー・ロビンとの出会いが描かれています。そして、「ウィニー・ザ・プー」という世界で一番愛された(今も愛され続けている)クマのお話が生まれたのです。

 ウィニーの物語が家族の中で語り継がれているだけでなく、こうした優れた絵本の形になって『くまのプーさん』のお話を愛する多くの人へと届けられたことが良かったな、素晴らしいなと思います。
参考になりました。 0人

712件中 141 〜 150件目最初のページ 前の10件 13 14 15 16 17 ... 次の10件 最後のページ

【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?

全ページためしよみ
年齢別絵本セット