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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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なかなかよいと思う 女ってこうなんです  投稿日:2006/09/11
ねずみちゃんとりすちゃんおしゃべりの巻
ねずみちゃんとりすちゃんおしゃべりの巻 作・絵: どい かや
出版社: Gakken
あはは、女の子って、おしゃべり好きなんですよね。
この絵本に登場する、ねずみちゃんとりすちゃんも、そう。
おしゃべりはたのし。楽しいはおしゃべり。
だけど、おしゃべりしてると時間がたっちゃう。
計画がまるつぶれになっちゃったりもする。

でも、この二匹の女の子たちのえらいところは、
ちゃんと「おしゃべり」の時はわきまえなければ、と気がついたところです。
そうそう、そうすれば、美味しいお菓子もちゃあんと焼けます!

母としては、とてもほほえましい絵本なんですが、
これ、うちのつれあいが読んだら、「まったく、女ってのはこれだから」とポイっとされそうな…

ねずみちゃんとりすちゃん、きっと、お姉さんになっても、おばさんになっても、おばあちゃんになっても、
きっとおしゃべり好きは治らないんでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい   投稿日:2006/09/11
きつねのでんわボックス
きつねのでんわボックス 作: 戸田 和代
絵: たかす かずみ

出版社: 金の星社
このお話に初めて出会ったのは、数年前。NHKの「おはなしのくに」でした。
頬を伝う、滂沱の涙。
きょとんとする幼子の前で、おいおいと、つっぷして泣いてしまいました。

このお話、実に完成度が高いです。
子供だけに読ませておくには、実に惜しい本です。
きつねのお母さんが、こぎつねを愛している様は大変ほほえましく、
この後に待っているこぎつねの死は、読んでいる方も、身をちぎられるような悲しみを感じます。
彼女が感じる苦しみ。誰にも埋める事の出来ない心の穴。
つらさを乗り越えようとするお母さんぎつねの姿には、
それだけで心を揺さぶられます。

そして、お母さんぎつねは人間の男の子に出会います。
自分の子供と、こぎつねを重ね合わせる彼女。
電話をかける男の子の言葉に、返事をしてしまうこのお母さんぎつねのところでは、何度読んでも泣けてしまいます。
(ただ、残念ながら、この部分の理解が、うちの子供にはまだ難しかったようです)

ああ、だめだ、また涙壺に入ってしまう、と思いながらも、
この本を読むのに、涙無しではいられません。

お話の最後はぜひ、この感動をまっすぐに味わっていただきたいので、ここではお話しませんが、
期待を裏切らない、胸を打つすばらしい作品だと私は太鼓判を押したいです。
最初はただ苦しく、苦かった涙が、最後には、温かい涙となっていることでしょう。

ただ…読み聞かせの前には、必ず一度、目を通されることをおすすめします。
でないと、わたしのように、大号泣してしまうかもしれませんから。
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自信を持っておすすめしたい こっけいで奇怪  投稿日:2006/09/11
ずいとんさん
ずいとんさん 再話: 日野 十成
絵: 斎藤 隆夫

出版社: 福音館書店
これは面白かったですねえ!
こっけいで奇怪な、日本昔話の醍醐味にあふれた作品です

山寺にすむ和尚さんとずいとん、という名の小僧さん。
ある日、和尚さんは、村に出かける用があって、ずいとんに留守を頼みます。
本堂でお経をあげているうちに居眠りをはじめたずいとん。
しかし、どこからか、「ずーいとん」と呼ぶ声が…

話のうまさ、面白さにも脱帽ですが、
この絵がまた、素晴らしいですね。
とても細かいところまで描かれていて、
昔の道具類の様子がよく分かって、大変面白く感じます。
そしてなにより秀逸なのが、ずいとんさんやきつねの表情!
実に愛嬌があってなおかつダイナミックです。

それにしても、このきつね、賢いなあ…
(ちょっと抜けてもいますが)
うちにこないかなあ〜なんて、考えてしまいました。
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なかなかよいと思う 兄弟  投稿日:2006/09/08
ちょろりんととっけー
ちょろりんととっけー 作・絵: 降矢 なな
出版社: 福音館書店
この降矢さんのお描きになった、とかげの兄弟の表情が
とても豊かで、ひきつけられます。
あどけない弟のとっけーはひたすら愛らしいし、
お兄ちゃんとしての責務を果たそうとするちょろりんは頼もしくて好感が持てます。
そして、このちょろりん、とっけーに振り回されているところが愉快です。
兄弟って、いいなあ…と思わせられる絵本でした。
時には弟にいらだちながらも、最後には必ず弟のことを心配するちょろりんの姿を、
実に降矢さんがうまく描いています。
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ふつうだと思う 架空色  投稿日:2006/09/08
だんごむしと恐竜のレプトぼうや
だんごむしと恐竜のレプトぼうや 作・絵: 松岡 達英
出版社: 小学館
ダンゴムシのシリーズなのですが、今までの二作に比べると、少しばかりテイストが違います。
なぜかというと、本の中、という、架空の世界に入り込むお話だからです。
失われた恐竜たちが登場する絵本。
その中に入り込み、だんごむしたちは、レプトぼうやのお父さんお母さんを探して、冒険します。
このレプトぼうやの顔はとても秀逸です。
可愛らしく、表情も豊かです。(泣いてばっかりですが)
ただ、一方その他の恐竜たちの顔が、平面的で、イマイチ表情がないように見えてしまいました。
だんごむしのシリーズは想像の世界でありながら、妙にリアルで、そこが私たちにとっては魅力的だったのですが、
この絵本はちょっと「架空色」が強くて、とまどってしまいました。
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なかなかよいと思う 木魚  投稿日:2006/09/08
さんぞうほうしのかえりみち
さんぞうほうしのかえりみち 作・絵: せな けいこ
出版社: 鈴木出版
息子がある日、絵を描いていたので、
これは何か、とたずねると、
なんと「てんじく」だと答えました。
てっきり聞き間違いかと思い、「てんじく」とはなんぞや、とたずねると、
そんごくうが行ったとこ、と話すではありませんか。
メディアや絵本で西遊記に触れたことはありませんが、
どうやら、同じ幼稚園の年長さんがお遊戯会でやった西遊記が相当心に残っていたようです。

そこで、西遊記に関する絵本を、ということで、この絵本を借りてきました。
年中さんにはちょうどよい長さと文章か、と思いきや、
落とし穴がありました。
「お経ってなに?」「木魚ってなに?」息子はあどけない顔で聞いてきます。
ああ、なんて答えにくい質問!
確かに仏教系幼稚園ということで、いろいろと行事はありますが、
お坊さんでもある園長先生が、お経を上げて、木魚をならしているところは見たことがない…はずです。
(リンをチーンとならすのはしょっちゅう見てますが)
物心ついてからは、法事に参加したこともなく…
ですから、息子の質問は当たり前なんですよね。

普段から、信心深いわけではない私は、大変困ってしまいました。
木魚は「ぽくぽく鳴らすやつ」。お経は「ありがたーいお話」と、小学生なみの答えしか出てまいりませんでした。

この絵本はなかなか面白い話なのですが、
(特に三蔵法師の、「うわっまずい!」といわんばかりの表情がなんともいえません)
少なくとも、木魚の存在を分かってから、読み聞かせるべきだったかな、と思いました…。
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自信を持っておすすめしたい 夢でなら、かないそう  投稿日:2006/09/08
チリとチリリ うみのおはなし
チリとチリリ うみのおはなし 作: どい かや
出版社: アリス館
「すてきね」「すてきよ」と絵本を読んだ後、
ほうっと子供と二人、ためいきをついて会話したくなるような、
本当に可愛らしくて素敵な絵本です。
(うちの子供は息子なので、これはありえない話なんですが…)

チリとチリリ、今度は自転車で海の中へ。
暗い洞窟を抜けた先の、海の景色の、なんと鮮やかなこと。
チリとチリリのシリーズには必ず登場する、素敵な食べ物・飲み物は、今回海のパーラーで振舞われます。
波の泡パフェ巻貝風と、うみのソーダゼリー 真珠クリームのせなんて、私だって食べたいんだわ!!と
この絵本を読まれた方は地団太を踏まれるのではないでしょうか?
(そんなお行儀の悪いことをするのは、私だけかしら?)

今回の絵本は、特に女の子チックなかんじがするのですが、
息子もかなり気に入ったようです。
海の中の空想の世界があまりに魅力的なせいなのでしょうね。

この絵本のシリーズを、私は特にベッドタイムストーリーとして、おすすめしたいです。
この絵本の世界を実現するのは、現実世界では無理かもしれませんが、
夢の中でなら、充分かないそうな気がしませんか?
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ふつうだと思う 親しみやすいオバケ  投稿日:2006/09/08
おばけいちねんぶん
おばけいちねんぶん 作: 星川遥
絵: 長野 ヒデ子

出版社: 小学館
この絵本は息子のお友達数名の間で、とても高い人気を誇る絵本だったので、
いそいそと読み聞かせてみたのですが、うちの息子のうけは、なぜかさほどよくありませんでした…
母としては、なかなか面白いお話だと思うのですがね。

不思議な立て札に書かれたクイズに答えたぼく。
クイズの正解者に送られる商品は、なんと、「おばけいちねんぶん」
はてさて、どんなオバケがどんな風に登場するのやら。

長野ヒデ子さんの挿絵が、とても親しみやすく、また個々のオバケの特徴をよく現してくれています。
最後のおちもなかなかです。
でも、あまりみなれないオバケもいたせいか、息子は受けるまではいたりませんでした。
ただこれは、何度も読むことによって、味が出てくるタイプの絵本のような気がしますので、
折にふれて読んであげたいと思います。
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なかなかよいと思う お調子者  投稿日:2006/09/06
りゅうぐうじょうでさがしもの
りゅうぐうじょうでさがしもの 作: 桂 文我
絵: 国松エリカ

出版社: 童心社
とりあえず、このお話は、「うらしまたろう」がベースになっているので…
うらしまたろうを知っているかどうか、息子に確認してから読み聞かせました。
(こんなメジャーな昔話ぐらい、家でも読み聞かせなくちゃな、と母はちと反省)

作者の桂 文我さんは、「親子寄席」という催しを開いたり、
NHKのテレビ絵本にも、そのお作が登場したりで、
親子で落語に親しむ機会を与えてくださる方です。
この絵本も、落語風。
話の流れも、大変スムーズで、あれよあれよとページがすすみます。
また、曲者キャラな、主人公のたろきち。国松さんが実に面白く、且つ可愛らしく表現してくれています。
(財布を落として泣くシーンでは、お、フンガくん!と思ってしまいました)

海に落として、なくした財布を、大きなガラスのフラスコの中に入ってさがす、たろきち。
たこの子供に、「ビンの中の人間が欲しい」といわれるシーンや、
せっかく財布を見つけても、ビンの中だから、手が届かなくて、地団駄を踏むところもおかしくてたまりません。

たろきちは、「浦島太郎」に間違えられて、竜宮城にもぐりこんで、乙姫様の接待?を受けるのですが、そこへ本物が現れて、さあ大変!
さあ、たろきちはいったいどうするのでしょうか?

この主人公のたろきちのお調子者ぶりが、実に愉快です。
偽者だとばれて、見つかったというのに、
逃げる最中、さんごの山に目がくらみ、折り取ってしまうのですが、
その時のセリフが「三本とれた。一本五両で売ってもさんごの十五両。わっはっはっはーっ」。
「…あんたはん、そないにノンキなことしてるひま、あんのん?」
とつっこみそうになりました。

でも…このお話は、最後の最後まで、たろきちに都合のいいように出来ています。
盗みを働いて、そのまま無罪放免、というのは、頭が固くなった大人としては、ちょっとしっくりきませんね…。

というか。
サンゴは折っちゃいかんよ、うんうん。
ああ見えて、生き物なんやから。
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自信を持っておすすめしたい 五味さんらしい  投稿日:2006/09/06
えものは どこだ
えものは どこだ 作・絵: 五味 太郎
出版社: 岩崎書店
実に五味さんらしい、味わい深い絵本です。

獲物を探す猟師のお話。
まあ…平たく言えば、
「ここにいるじゃん」「ここにもいるじゃん!!」「なんでわかんないの〜?!」と
隠し絵のようになっている動物たちにまったく気がつかない猟師に向かって、あれこれ言いたくなる絵本です。
うちの息子は年中さんですので、もちろん動物たちがどこにいるか、なんていうのは分かるので、
それに気がつかない猟師が面白くてたまらないようです。
でも、出来たら、もう少し息子が小さかった頃にも読んであげたかったですね。
動物たちはどこ?という遊びが出来て、一冊で二度美味しい絵本になったはずですから…
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