新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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なかなかよいと思う スーパーヒーロー  投稿日:2006/09/06
ねぎぼうずのあさたろう その4 火の玉おてつのあだうち
ねぎぼうずのあさたろう その4 火の玉おてつのあだうち 作・絵: 飯野 和好
出版社: 福音館書店
ねぎぼうずのあさたろう。
この奇妙でありながら、スーパーヒーローな人物の絵本を
初めて息子に読み聞かせたのは、なんと息子が二歳の頃。
どうしても、どうしても、読みたかったんですよね…私が。
こういうクセのある絵本が大好きなので。
対する息子は、その当時から、「可愛らしい絵本」大好き。
特に、ノンタンが好きだったのですが、ノンタンは人気で、なかなか図書館で見つからない。
で、代わりに借りたのが、このねぎぼうずのあさたろう。
「ノンタン借りてきて〜」という息子に、
「ほおら、ノンタンだよーん」とねぎぼうずのあさたろうを
見せたときの表情は、今でも忘れられません。
恐怖に顔がゆがみ、ぎゃーっと泣き叫ぶ息子。
ごめん、母が悪かった、ごめん!!

けれど、結構おとなしく聞いていました。
というか、絵に圧倒されていたのかもしれませんが。

母はちょっと反省して、このシリーズを封印していたのですが、そろそろいいかな、とこちらの絵本を図書館で借りてきました。
でも、やっぱり言われました…
「このお話、わかんない」
まあ、いきなりシリーズ物の4巻を借りてきたせいかもしれませんが。

しかしながら、あさたろうというキャラクター、とてもよく出来ています。
一目見たら、忘れられないその姿。
異様なんですが、かっこいい。くわの実を食べるシーンでは、思わず「可愛いなあ…」なんて思ってしまいました。
時代劇に慣れていない、浪曲風の言い回しにも慣れていない息子には、まだ理解不能のお話だったようですが、
ぜひ、また時を置いて試してみたい絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい さあ、冒険へ出発  投稿日:2006/09/05
わんぱくだんのたからじま
わんぱくだんのたからじま 作: ゆきの ゆみこ 上野 与志
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひさかたチャイルド
わんぱくだんらしい、素直で、冒険心にあふれている夢の世界です。
うちの子供は、本当にわんぱくだんが大好き。
結構、分かりやすくて、子供受けする絵本なので、こういったテイストの物は、もっとたくさん出てきてもよさそうな気もするのですが、
ないんですよね〜これが。
アクが強くなくて、おしゃれでもないけれど(失礼!)こういう、子供が心底楽しめる絵本、出版社の方、もっともっと出版してください〜!

今回三人は、海賊になります。
この絵本、三人それぞれに見せ場があって、これがいいんです。
ひろしは、○○が砂で出来ている事を見抜き、
けんは、がけをつるで乗り越える事を提案し、
くみは、男の子たち二人を叱咤しながら、落とし穴から出る方法を探します。
わんぱくだんのように、子供には「困った時は、自分だって何か出来るよ」と思ってもらえるような、いい作品だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい おとうさんとひまわにくん  投稿日:2006/09/05
あかちゃん ひまわに
あかちゃん ひまわに 作・絵: あきやま ただし
出版社: PHP研究所
ひまわにって、卵から生まれるんですね!
それも、しましまの、ひまわりの種みたいなたまごです。
そして、たまごから孵っても、お顔の花は開きません。
この花を開かせるために、お父さんが奮闘します。

世界がまだ怖い小さなひまわにくん。
その戸惑う姿が、自分の子供に重なります。

ひまわに君のお父さんは、ひまわに君と旅に出て、いろいろすばらしい景色や、美味しそうなもの、すごいものを見せてくれました。
でも、ひまわにくんのお顔は開きません。
ひまわにくんは、ずーっと考えていたことがあったのです。

「お父さんのかお、見てみたい」

泣かせるじゃありませんか!!!!!!

そして、花びらを広げてみた、ひまわにくんの目の前に、どばーん!!とひろがっていたのが、お父さんのおーきなお顔。
あきやまさんらしい、迫力のある、ダイナミックな、且つユーモラスな絵です。
心が柔らかくなるような、そんな絵本でした。

でも…花開く瞬間、きっとお父さんは見たかったんだろうなあ。
(人間でいうなら、たっちした瞬間でしょうね♪)
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自信を持っておすすめしたい いじめ  投稿日:2006/09/05
心のなやみに こたえます(16) いじめられたら どうしよう
心のなやみに こたえます(16) いじめられたら どうしよう 作: ジェン・グリーン
絵: マイク・ゴードン
訳: たなかまや

出版社: 評論社
「いじめられたらどうしよう」という事をテーマにした絵本です。

いじめって…難しい問題ですよね。
おそらく、すべての人が、いじめにかかわったことがあると思います。
そして、ほとんどの人がいうでしょう。
「わが子には、いじめる子にも、いじめられる子にも、なって欲しくない」
いじめが悲惨で、陰湿極まりない、と分かっている大人から、何か子供に伝えられることはないだろうか、と思い、この絵本を読んでみました。

この絵本は、実によく出来ています。
いじめられた子はこんな風に思っている、という感情の部分から入っていきます。
そして、いじめのケースをいろいろな分析を加えて話してくれます。
いじめられたら、相手にせず、しらんぷりしたり、「やめろよ」といったり、大人に話す。
どうして人はいじめるんだろう、というお話もあります。
うちの子供は幼稚園児で、「困ったらすぐ先生」なので、この絵本は残念ながら、少し高度だったようですが…。

「自分の力で無理なら、大人を呼んで助けてもらおう」
この本では、これが告げ口でなく、勇気ある行動だと話しています。
実際、子供には、これを忘れないでもらいたい、と思います。

いじめで人の命が失われるなんて、あってはならないことなのですから。
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自信を持っておすすめしたい 大人って、不可思議な生き物  投稿日:2006/09/05
もしもぼくがおとなだったら
もしもぼくがおとなだったら 作: ヤニコヴスキー・エーヴァ
絵: レーベル・ラースロー
訳: マンディ・ハシモト・レナ

出版社: 文溪堂
おとなはいうんだ。
わるさはいけません
いいこにしてなさい
いうことをききなさい
でもどうして? こどもはみんなしっている。わるい子になるほうが もっとずっと おもしろいんだっていうこと。

この絵本は、実はこっぴどく子供を叱った後に読みました。
まったくもう、めぐり合わせが悪いったら。
(この絵本をチョイスした私が悪いんですが)
主人公の坊やに対して、大人がいうセリフ、つい数分前にいっていた私のセリフ、そのまんまです。
でも、なるほど、と思うこともあります。
大人はのどが乾いたら、いつでも水を飲んでいいし、大きな声じゃなく、小さな声で挨拶してもいい、テレビも見放題。
大人がすき放題やっているのに、子供は大人のいうことを聞かなくちゃいけないのは割りにあわない。
なるほどなあ…

この絵本の坊やは、自分が大人になったら、こんな大人になるんだ、という想像をします。
これが、おかしいのです。
大人になったら、お客さんの前でイスをコンコンけって
はなをすすって
(ああっそんなこと書かれたら、鼻をほじるな、という、本日の息子へのお叱りテーマの一つが台無しなんですが〜)
キリンを飼って、ひとのうちのベルを全部おしてまわる。

それだけではありません。
この絵本には、坊やの奥さんまで登場します。
うちの中でボール遊びをしたり、彼女と、お風呂で魚をそだてたりするんですって。

想像はエスカレートします。
この絵本は、レイアウトやフォントなども凝っていて、
ものすごく面白い絵本でした。
坊やがまた、可愛いのですよね。
そして、最後の結びがいいです。
ーどうしてぼくのパパとママはもう大人なのに、
手を洗うんだろう
つめをかまないのだろう、どうして物をかたづけるのだろう。
こんど聞いてみよう。ー
そう、大人って、不可思議な生き物なんだよ、坊や。
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自信を持っておすすめしたい 昼間のパパは、かっこいいんだ!!  投稿日:2006/09/05
おとうさん・パパ・おとうちゃん
おとうさん・パパ・おとうちゃん 作・絵: 宮西 達也
出版社: 鈴木出版
以前の話ですが、息子が
「どうしてぼくのお母さんはお母さんなのに、お友達は「おばさん」っていうの?」
と聞いてきたことがありました。
そうか!! 子供は、人によって呼び名が変わるということが理解できないんだ。
目からウロコでした。

この絵本は、お父さんと、子供たちの絆をあらわした絵本だと思うのですが、
初歩的な、人と人との関係性を学ぶのにもいいかもしれません。

ちなみにこの絵本を読みながら母の頭には、
「ひーるまのパパはーちょっと違う〜」の歌が頭について離れませんでした…

そうだよ、お父さんはかっこいいんだよ。
息子よ、君にとっては、「お遊びマシーン」「僕とおかーさんの間に入り込むお邪魔な人」「日曜日にごろりと転がってお尻をかきながらテレビを見ている人」かもしれないけどね。
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自信を持っておすすめしたい トマト問題  投稿日:2006/09/04
くりちゃんとおとなりのエーメさん
くりちゃんとおとなりのエーメさん 作・絵: どい かや
出版社: ポプラ社
やっぱり、くりちゃんって相当可愛い…。
そうしみじみ思ってしまいました。
くりちゃんの絵本を読むと、体中が幸せ〜な気持ちになります。

今回、くりちゃんとエーメさんは、お隣同士。
エーメさんは、野菜作りの名人で、みんなに畑で取れた野菜を分けてくれます。
今年は、トマトがたくさん採れました。
でも…それがちょっと困った問題を引き起こしてくれるのです。

たくさん採れすぎたトマトを前に、思案する動物たち。
どうやったら美味しく食べられるかな?

相変わらず、動物たちのしぐさが愛らしい絵本です。
優しくて、ちょっぴりユーモラスです。

そして…みんなが考えたトマト料理がすごい!!
実は、この絵本を読むちょっと前、
うちのトマト嫌いの息子のために、つれあいが、トマトアイスなるものを考えました。
(トマトに砂糖を振って、凍らせただけのものですが)
「食べてくれるといいね」と微笑みながら、正直、私は心の中で、「うえ〜」と思ったのですが、
あにはからんや、息子はバクバクとトマトを食べたのです。
そんな経緯があったものですから、
このトマトのお料理には、うんうんと納得しました。
息子と、自分だったら、あれを食べてみたい、これを食べてみたい、とお話できて、読み聞かせが楽しい絵本でした。

それにしても、最後のオチが、すばらしいですね!!
予想されることではあるのですが。
さて、くりちゃん、今度はどんなアイデアを出してくれるのかな?
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ふつうだと思う 心配  投稿日:2006/09/03
そのまま
そのまま 作・絵: 波佐間 明美
出版社:
ごめんなさいね。
この絵本、たいへん読みづらく感じました。
実際、何度か舌がからまりました。
子供は嬉しそうに、「しとしと♪」と繰り返しつぶやいていたんですけどね。

中盤までの流れは悪くないと思います。
ただ、最後がとってつけたように感じました。
それだけでは、問題解決にはいたらないような…
曇っていたら、大雨だったら、また、気分は逆戻りするのかしら、なんて
心配してしまいました。
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なかなかよいと思う 今までにも増して、登場人物が!!  投稿日:2006/09/03
みずくさむらとみずべむら
みずくさむらとみずべむら 作・絵: カズコ・G・ストーン
出版社: 福音館書店
ああっこれ、今までにも増して、登場人物が多い!!
…すみません、母としてはちょっと読むのが大変でした。
水辺に暮らす、楽しい虫たちのお話なのですが、
うちの子供は、あまりこちら系統の虫には興味がない上に、登場人物も多いので、誰が誰か、特定するのが難しかったようです。
たまに、スケートちゃんどこ?と聞いてみても、
自信満々に、別の虫を指差したり。
まあね…母も、あのトンボは種類が多すぎて、誰が誰だか、ちいっとも分からなかったけどね。

でも、虫に興味のあるお子さんにはおすすめです。
空を飛ぶシーンなど、ドキドキワクワクされるのではないでしょうか。
それ以外のお子さんは…どうぞ、図鑑を片手にごらんになってみてください。
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なかなかよいと思う 親子の気持ち  投稿日:2006/09/03
パパのて
パパのて 作・絵: くめむら たかこ
出版社:
この企画の絵本を、すべて読み聞かせてみて、
子供に、「どれもう一回読んで欲しい?」と聞いてみたら、
いの一番に、「これ!」と指差したのが、この絵本でした。

柔らかくて、あたたかなかんじの、小さい子でもすんなり絵本に入り込めそうな絵です。
冒険のシーンも、ドキドキワクワク。
頼りがいのあるお父さんも、大変素敵に描かれています。

ただ…ひとつ、難をつけるとすれば。
このラストのお風呂のシーンが、少し唐突なようにかんじるのです。
「どこまでもいこうね、これからもずっと」というセリフが、
どうも、坊やだけでなく、大人視点もたぶんにふくまれているような。
「これからも、いっぱいいっぱい、いろんなとこに行こうね、いっぱいいっぱいぼうけんしようね」ぐらいだと、
年相応な気がしたんですけどね。
ずっと、坊や視点で動いてきた絵本なので、違和感を感じてしまいました。
親の気持ちも考慮にいれたセリフなのかもしれませんが…
なら、もっと絵本になじませるために、後2ページぐらい付け加えて、セリフをリフレインさせてもよかったような気がします。
あくまでも個人的な意見ですが…
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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