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お国柄か
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投稿日:2021/09/29 |
カラフルな色合いと、独特な擬人化動物たちのキャラクター
タンザニアのお話だそうです。
おもわず二度見して、手に取りました。
勤勉な猿と、ずるがしこい犬のお話。
日本だと、犬は、正直で心優しく従順なように描かれているので
なんとなく、キャラ設定がしっくりこないまま読み終えました。
魚好きな犬っていうのも・・。
《魚なら猫、犬は肉ねイメージ》
ただ
犬のしでかしたことの裁判結果とそのバツが
木を植えること。
懲らしめるというより
みんなで協力するラストは
ほっこりします。
いい本を見つけました(#^.^#)
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コウノトリのカタカタ
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投稿日:2021/09/19 |
豊岡のコウノトリの郷を訪れたことがあり
コウノトリを、近くに遠くに見ました。
なので
加古里子さん描くコウノトリの「カタカタ踊り」
あぁやってたやってたと思いだしました。
あの「カタカタカタカタ」という音は、独特で
そして、とてもあたたかい音です。
加古さんが描く
人も動物もみーんなが楽しく暮らせるそんな世界が素敵だなぁと
あの「カタカタカタカタ」を聞いた時のような
温かい読後感を持ちました。
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大人とは
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投稿日:2021/08/30 |
小学3年生の海音ちゃんの作文を下地にした絵本です。
タイトルの二平方メートルって何だ?
と思いながら本を開きました。
主人公海音ちゃんは、病気で長期入院している。
自分の動ける範囲は、ベットの中だけ。
それを表現したのが「二平方」だったのです。
つらい入院生活だろうに
家族に、自分が入院することによる負担が行くことを
とても心苦しく思っている様子の海音ちゃん。
子どもって、実はこういうことに敏感なんですよね。
私自身も、子供のとき、
自分の体のことで通院を繰り返していた時
親の顔色を窺っていたことを思い出しました。
オーバーテーブルの裏の落書きは
そんな狭い世界を共有する(した)子供たちとつながることなのかもしれません。
すてきな文章でした。
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美しい
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投稿日:2021/08/11 |
LGBTを取り上げている絵本と聞き、手に取りました。
おばあちゃんとのプールの帰りにマーメイド姿のお姉さんたちをみたジュリアン少年。
美しいものに魅せられた彼は
こっそりと、カーテンで同じように扮装をします。
それをみたおばあちゃんは、ネックレスを貸してくれ
彼をその姿のままパレードに連れ出すのです。
口数の多くないおばあちゃんの計らいがとてもすてきです!!!
ジュリアンはこのまま美しいものに惹かれていくのか
一時のことなのかわかりませんが
なんにでも興味を持つこの年頃に
可能性の芽を摘まず、見守る姿勢が必要だと感じました。
そういう点で、
この本は、LGBTに関してのみ語っている本とは思いませんでした。
ワンシーンワンシーンの絵がとても美しい本です(#^.^#)
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ゆかいな地獄めぐり
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投稿日:2021/07/05 |
頭を打って死んでしまったアイス屋さんが
地獄に行ったものの
手についていた技によって生還する物語。
まさに、
地獄で仏ならぬ、地獄で「アイス」な展開なのですが
関西弁で進むストーリーなど
どことなく、地獄のそうべいを思い起させる雰囲気も・・。
地獄から生還するためのもうひとつのキーとして
女の子が、ずっと呼び続けてくれたというくだりがあります。
よく、命を取り留めた人の話として
「自分を呼ぶ声が聞こえて、その方に行ったら意識が戻った」などという話を聞きますが
まさにそんな展開。
きっと、「生きてほしい」という気持ちのこもった言葉には
なにか大きな力が宿っているのに違いないと思わされました。
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子どものなくしたお母さんに・・・
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投稿日:2021/06/19 |
絵本だけど
これは大人向けです。
子どもに先立たれたお母さんが前を向けるようなお話・・。
亡くなった子供が
こんな風に思いを残さず天国に旅立ってくれたら・・。
残された母も前を向けるのだと思います。
少しあざといような気もしますが
きっとこの本が必要な人がいると思います。
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立場と個性
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投稿日:2021/06/16 |
まず
この題材を、絵本にしたことに拍手を送りたい!!
はたして、対象年齢はどこを狙ってたのか
子どもが読んで理解できるのか
いろいろ突っ込みどころはあるけれど
もし、少数派の子どもが読んだら
「あぁ、それでもいいんだ」と思えるかもしれない。
少数派の人たちは
強者になりたいわけではないと思う。
ただ、少数派としてそこに存在したいだけで
主張して回りたいわけでもないと思う。
王子に王位を譲りたくて
結婚させるために王女様たちを集めた女王が
他国の王子をパートナーに決めた息子を
まったく拒否していないところが素敵!!
息子が息子であることは変わらない!!
愛する人のあるがままを
私も受け止めたいと思う。
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カラスを見る目が変わる
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投稿日:2021/06/16 |
カラスは、悪者など
嫌な存在として描かれることが多いですが
この本を読んだら
きっと、見る目が変わると思います。
ふとカラスに興味を持った著者が
(そこには、いくつもの気づきがある。その目線を持てることも素敵!!)
カラスの観察を始めます。
さながら動物生態学者のように
ちょっとした実験(私にはそう見えた)を繰り返す様子が
トライアンドエラーの蓄積が大好きな私にとっては
もうわくわくして!!
読み終えると
頭がよく、その喜怒哀楽が見えるカラスを
「もっと知りたい」と、思い、
著者のように、秘かな観察を開始しようかと思う
今日この頃です。
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安全な水
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投稿日:2021/06/14 |
高校生の娘の春休みの課題に
SDGsについてのレポートというものがありました。
娘は17の項目のうち「安全な水とトイレを世界中に」という項目を選んでおり
日本では当たり前に、蛇口をひねれば出てくる水を手に入れるために
膨大な時間と労力をかけている人たちがかなりいることを知りました。
この本は、そんな
膨大な時間と労力をかけている人たちの日常を
淡々と描いています。
生きるために必要な水を最優先で生活するため
水をくむ以外の時間がほとんどないようです。
なんのために、こんな非効率な生活になってしまうのか
(水道はないにしても、水のそばに住むとかできないものなのか・・)
疑問もありましたが
なにより
自分たちのあたりまえが
こんなにもありがたく尊いことだと感じました。
このコロナ禍で
安全で清潔な水のある暮らしが
いろんな面でプラスに働くのだと、感慨深く思いました。
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蜘蛛の巣
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投稿日:2021/06/14 |
ジグモという、土の中に巣を作るクモが主人公のお話です。
「あなふさぎ」という、修繕屋さんを代々営んでいるという設定。
古いものを大事に繕って使うことは
そのものとともに、思い出も残っていくのだと
温かい気持ちになりました。
あるもので工夫するという当たり前のことを
喜びに変えられることは、幸せなことだと感じます。
子供のころ
庭にとても大きなクモの巣を見つけ
あまりの見事さに、毎日眺めていたことがありました。
大きなクモの巣を維持し続けるのはとても大変なことらしく
色んなものが引っかかって穴が開いたりするのを
懸命に修繕し続けている姿をみて
クモってとても働き者なんだと思いました。
ある日、台風が来て
巣の主の姿が見えなくなりました。
とたんに巣は荒れ果て、無くなってしまいました。
巣は、維持管理し続けないと、あっという間にダメになってしまうとてももろいものだったのだと、知りました・・。
ふと、そんなことを思い出しました。
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