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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい パパと息子の世界  投稿日:2016/03/07
パパが宇宙をみせてくれた
パパが宇宙をみせてくれた 作: ウルフ・スタルク
絵: エヴァ・エリクソン
訳: 菱木 晃子

出版社: BL出版
たとえ子供がまだ小さくても
男同士の世界が、そこにはありました。

パパと息子の間に流れる男同士の世界が
小ネタを挟みつつ、進んでいきます。

夜、男だけで、はらっぱに宇宙(星空)を見に行くなんて
ママと息子ではちょっと成立しないなぁ。
途中で非常食という名の「ガム」を買って(←これもママならしなさそう)
ちょっとお下品な言葉遊びの結末は、クスッときます。

幸せってこういうことなのかなあという気がします。
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自信を持っておすすめしたい 圧巻  投稿日:2016/03/06
はなとひみつ
はなとひみつ 作: 星 新一
絵: 和田 誠

出版社: フレーベル館
読み終えた後「そんなところに着地するのかっっ」とうなった一冊です。

ふとした絵がきっかけで
それを指令と受け取った研究所の人たちが
植物を世話するモグラロボットを開発します。
しかし、それは上層部の意図せぬものだったため
研究所は取り壊され
開発されたモグラロボットも忘れ去られて・・・。

読後、
何もなかった土の上に、
年月とともに、だれの世話もなく草花が咲くことがある自然の現象も
「もしかしたら、あのモグラロボットが・・」と
妄想してしまいそうな
後を引く展開がいいですね。
絵本の枠を少し超えて、幼年童話の類になりそうな本です。
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自信を持っておすすめしたい 思い込みの罠  投稿日:2016/03/06
オオカミクン
オオカミクン 作: グレゴワール・ソロタレフ
訳: ほりうち もみこ

出版社: ポプラ社
オオカミを見たことのないウサギと
ウサギを見たことのないオオカミの出会い・・・

本来、食うもの、食われるものの関係の二人が
大親友になるのですが
知り合った当時はまだ子供だったオオカミが大きくなってきて、
なんだか怖い存在になってしまうウサギ
しかし、ある出来事で、ウサギの怖い気持ちを理解するオオカミ。
お互いを理解した二人は、もっと友達になることができた・・・。

まず
噂に聞くオオカミだ、と、初めから思い込みで拒否しなかったウサギはすごい。
そして、ウサギの怖い気持ちを「こういうことなんだ」と理解できるオオカミもすごい。

きっと、いろんなことが、
この「先入観なく、お互いを理解すること」で解決するような気がします。

いろんな立場の人に、読んでもらいたいと思わせる
そんな本です。
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自信を持っておすすめしたい 娘の性格  投稿日:2016/03/06
ふしぎなたね
ふしぎなたね 作・絵: 安野 光雅
出版社: 童話屋
算数の本だと聞いて、図書館から借りました。
しかし、娘は全く違う観点で聞いていたようです。

不思議な種を仙人から2個もらう怠け者のの男。
1つ食べれば1年おなかがすかない
1つ植えればかならず次の年の秋に2個収穫できる・・・。
ある年、もっと収穫するために2個とも植えたところから、
話が転がりだします。
このあたりは、確かに、計算したくなる展開ですね。
その後、男には、人生の転機(結婚や子供の誕生)が訪れ
天災の試練もあります。

なかなか奥深いと思いながら読み終えると
娘は「すごい信じられる人なんだねー」と感心しきり。
どういうことかと尋ねると
「だって、仙人とかいう怪しい人にもらったものを、私はすぐには口にできない」
「そもそも植えたら必ず実がなる保証はどこにもない。リスク管理すべき」
とのこと・・・・。
娘は人一倍ビビリで、警戒心が強く、他人にあまり期待しない性格です。
あぁ、この子はこういう思考するんだ・・と
娘の冷静な一面を見てしまい
苦笑する母でした・・。
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自信を持っておすすめしたい おしゃれです  投稿日:2016/03/06
ふゆのようせい ジャック・フロスト
ふゆのようせい ジャック・フロスト 作・絵: カズノ・コハラ
訳: 石津 ちひろ

出版社: 光村教育図書
青の濃淡と白だけで表現された版画の絵本です。
みているだけでおしゃれなんだけれど
それだけじゃなく
内容もとても充実しています。

冬の妖精と友達になったコリンは
その友達関係持続のために
春の話はしないと約束します。
でも・・・我慢できないよねー・・春の気配に思わず口にする言葉・・。

予測された別れと、予測できる再会が暖かい気持ちにしてくれる。
そんな一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 自分が自分であること  投稿日:2016/03/06
こいぬのうんち
こいぬのうんち 作: クオン・ジョンセン
絵: チョン・スンガク
訳: ピョン・キジャ

出版社: 平凡社
「どうせじぶんなんか・・」こんな気持ちがもたらすマイナス作用。
そして
「もしかして自分にもできるかも」そんな気持ちが生み出す
次のステップ。

とてもよく組み立てられた物語です。
擬人化されたうんちが
自分の存在価値を見出し、美しい花を咲かせるために
次に自分がなすべきことに気づき、実行します。

高学年ほど、内容をくみ取れる本ではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 言葉の力・絵の力  投稿日:2016/03/06
まのいいりょうし
まのいいりょうし 再話: 瀬田 貞二
絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
赤羽さんの迫力ある絵と
ちょっと癖のある方言の文章が
とてもいい相乗効果を生み出しています。

お話は、「超ラッキーな男」の話です。
そんなにうまくいくのかぁぁ???と
あまりの都合のよさに、唖然としますが
そこは、文と絵で、力技で納得させられる感じ。
読み進めていくうちに「次はどんないいことが」と思い
ページを繰る手がスピードを帯び始めます。

「いちごさかえた」という、昔話の結びの句を
私はこの本で初めて知りました。
結びの句はいろいろあるから
知ることで、一つコレクションが増えた気がしてしまいます^m^
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自信を持っておすすめしたい 歯磨き  投稿日:2016/02/26
えんまのはいしゃ
えんまのはいしゃ 作: くすのき しげのり
絵: 二見 正直

出版社: 偕成社
節分にちなんで、オニの本を探していて、めぐり合いました。
オニものだけど
どっちかっていうと、歯を磨こうって本かなぁ。

結構、古めかしいようなタッチの絵なのに
内容は歯ブラシが出てきたりして、現代的です。
そして、悪が勝ちます・・・。

いい加減な歯の治療を我慢して受ける
オニたちの悶絶する姿が、なんとも滑稽です。

読み聞かせでは爆笑間違いなし!!
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自信を持っておすすめしたい 流し雛  投稿日:2016/02/26
わたしのおひなさま
わたしのおひなさま 作: 内田 麟太郎
絵: 山本 孝

出版社: 岩崎書店
お雛様の中でも、段飾りでなく、流し雛のお話です。
なぜ、流し雛をするのかということをキーポイントにして
お話は展開します。
川に住むかっぱも絡んできて、
深刻になりつつも、温かいラストシーンは、胸をうたれます。
桃の節句に秘められた思いも、ひしひしと伝わってきます。
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自信を持っておすすめしたい アリの気持ち  投稿日:2016/02/21
2ひきのいけないアリ
2ひきのいけないアリ 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: あすなろ書房
何気なく借りてきたんですが
思いがけず面白かったです。

お砂糖を持ち帰るはずのアリが
持ち帰るどころか、この宝の山(お砂糖の中)に居座ることにしたのが運の尽き・・。
巻き起こるアクシデントに、這う這うの体で退散するのですが
その様子が、妙にリアルで
自分がどんどんアリサイズになっていくような錯覚に陥ります。

人間の飲むコーヒーに間違って入るようすなどは
・人間は気づかないのか
・ありが無事でいられるものなのか、など
娘は突っ込みっぱなしでしたが
其れをもしのぐ、ミクロの世界の描写は見事。
さすが村上春樹さんの訳ですねー。

冒険ものとしてもなかなかの一冊です。
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