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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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自信を持っておすすめしたい 考えさせられる絵本  投稿日:2008/03/02
もぐらとずぼん
もぐらとずぼん 作: エドアルド・ペチシカ
絵: ズデネック・ミレル
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
チェコ生まれの人気者のもぐら君。
エドアルド・ペチシカの文では、「もぐらとじどうしゃ」が姉妹編でありますが、ズデネック・ミレルの絵による数人の作家による作品が存在しています。

お話は、青いズボンを欲しくなったもぐらが、周りの協力を得ながらズボンをこしらえていくというもの。
その製作過程は、本当の昔ながらの手法で、大人が読んでも楽しめること受けあいです。
小学校1年の次男も、興味深く聞いていました。
物作りの大変さ、大切さを、正に感じさせる珠玉の一冊だと思います。
やりぬくことの素晴らしさも同時に教えてくれます。
絵がとても親しみ易いので、早め(4歳ぐらい)に読み聞かせしてあげたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 記念すべきパーバパパの一作目  投稿日:2008/03/02
おばけのバーバパパ
おばけのバーバパパ 作: アネット・チゾン タラス・テイラー
訳: 山下 明生

出版社: 偕成社
作は、チゾンとテイラーによるのですが、二人は夫婦でフランス生まれの作品です。
NHKの放映もあったので、多くの人が知る作品だと思いますが、これは記念すべき一作目。
パーバパパの生誕がわかるのです。

既に35作以上が世に出ているので、このキャラクターについては、説明の必要はないでしょう。
何にでも変身できるという発想が大ヒットの大きな要因であることは疑いのないところ。
今回の作品の中でも、階段になったり檻になったりと大活躍です。

文章が少いし、キャラクター自体が親しみ易いので、3歳くらいから十分に楽しめると思います。
それにしても、パーバパパが土から生まれたとは驚きでした。
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自信を持っておすすめしたい 題名からは想像できない感動作  投稿日:2008/03/02
こいぬのうんち
こいぬのうんち 作: クオン・ジョンセン
絵: チョン・スンガク
訳: ピョン・キジャ

出版社: 平凡社
1996年の韓国の絵本ですが、1969年にキリスト教児童文学賞受賞した韓国童話が出典になります。

その題名の通りいぬのうんちの物語。
しかも、そのうんちに姿形があって、汚いと言われて泣いてしまうのです。
ずっと、ひとりっきりで寂しくすごすのですが、うんちとはいえ切ない気持ちにさせられてしまいました。

最後には、タンポポとの運命的な出会いがあります。
自分がタンポポの役に立てると知った瞬間に、うんちが両手でタンポポを抱きしめるシーンは感動もの。
この世の中に、役にたたないものはないというメッセージが伝わってきます。

生きとし生けるものの、大切さも考えさせられる珠玉の一冊と言えると思います。
うんちという題名に惑わされないで、是非読んであげて下さい。
きっと豊かな気持ちになれますよ。
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自信を持っておすすめしたい 共感することしきりの絵本  投稿日:2008/03/02
はじめてのおるすばん
はじめてのおるすばん 作: しみず みちを
絵: 山本 まつ子

出版社: 岩崎書店
筒井 頼子作 林 明子絵の「はじめてのおつかい」は知っていましたが、この作品は知りませんでした。
でも、実は「はじめてのおつかい」の初版の5年前の1972年の作品で、しかも102万部も発行のベストセラーだったので驚きです。

お話は、三歳のみほちゃんが、はじめてお留守番したときの不安と成長を描いたものです。
昔は、おかあさんも大胆だったのだと思ってしまいました。
だって、いまどき3歳ぐらいでお留守番させたら、余りに物騒でそれこそ問題になってしまいそうな気がしたからです。

7歳の息子に「みほちゃん凄いね」と言ったら、「僕だってできるよ」と強がっていましたが、やはり三歳という年齢にびっくりしたようです。
ポストから覗く新聞の集金の方の目をオバケと言ったりするシーンは笑えますが、実話のようで子供も共感できる絵本だと思います。
子供に考えさせるにも最適な一冊。
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自信を持っておすすめしたい 古い作品ですが、普遍のテーマ  投稿日:2008/03/02
ペレのあたらしいふく
ペレのあたらしいふく 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: 小野寺 百合子

出版社: 福音館書店
作者のエルサ・エスコフは、1874年にスウェーデンのストックホルムに生まれた絵本作家。
この作品は1912年のもので、日本では1976年に訳されて出版されています。

お話は、羊を飼っているペレという少年が、羊の毛を刈り取るところから始まります。
そして、近所の人たちに協力してもらい、青い服を手に入れるまでを描いています。
お金さえあれば、服が手に入るとしか知らない子供たちに、一番基本的な労働の対価として物を入手できるという経済原則を優しく教えてくれます。
それも、自分が出来る範疇の対価ですから、とても馴染みやすいのではないでしょうか。
お返しの労働が、草取りであったりお使いであったりというのは、形は違えど私にも経験があり、昔は上手く実地で学ばせていたのだと考え深いものがあります。

スェーデンの美しい自然を背景に、ペレの労働が生き生きと描かれていて胸をうつことでしょう。
子供に自発を促すにも良い教材です。
物を得ることの大切さを訴える珠玉の一冊だと思います。
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なかなかよいと思う ウサギと人間の攻防戦が楽しい  投稿日:2008/03/02
こそこそこそっ! かくれよう!― マグリーリさんと さむがりウサギ〜
こそこそこそっ! かくれよう!― マグリーリさんと さむがりウサギ〜 作: カンダス・フレミング
絵: G・ブライアン・カラス
訳: 石津 ちひろ

出版社: BL出版
「むしゃ!むしゃ!むしゃ! マグリーリさんとはらぺこウサギ」に続く第2弾。
一作では、畑を荒らすウサギとマグリーリさんの攻防戦が、楽しくて仕方なかったのですが、今回は攻防の場がマグリーリさんの家になっています。

3匹のさむがりウサギは、夜中だけ寒いので、マグリーリさんの家に侵入しようとします。
何回対策をたてても、ウサギに突破されてしまいます。

ウサギたちって、前作もそうだったように、何所か憎めないので、応援したくなってしまいます。
それに、マグリーリさんの意固地になるところも、何所か抜けていて、やっぱり笑えてしまいます。

結局、家中の窓を全てふさいでしまうのですが、それじゃ勝負になりません。
ウサギと人間の攻防戦を、純粋に楽しめる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい アリの目線からみた人間社会  投稿日:2008/03/02
2ひきのいけないアリ
2ひきのいけないアリ 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: あすなろ書房
原題は、「Two Bad Ants」
1989年、ほるぷ出版より「くいしんぼうのあり」(木島始・訳)として刊行したものの、本書は2004年に村上春樹によって新訳されたもの。
題名だけとっても、訳者によって、こんなにも違うという好例だと思います。

お話は、探しアリがきらめくクリスタルを発見して女王様に持ち帰ってきたシーンから始まります。
アリ達みんなは、きらめくクルスタルを求め危険な旅をすることになるのです。

ところが、2匹のアリだけは、クリスタルを発見しても巣に持ち帰ろうとしないのです。
いけない2匹は、このクルスタルをずっと食べていようと、直ぐには戻らなかったからです。
それからが、本当の2匹の大冒険の始まりです。
小学校の1年の次男が、この2匹ってはまってばかりと偉く感心するぐらい、いろいろな窮地に追い込まれます。

アリにとっては、人間社会って危険そのもの。
アリ目線で人間の生活を垣間見ると、結構楽しめました。

いつものオールズバーグの絵とは、かなり趣異なる手法で描かれていますが、それがかえってアリとは違う社会を象徴しているかのようで、物語にはマッチしているように感じました。
冒険が好きな子供には是非読んで欲しい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 必読の一冊  投稿日:2008/03/02
かたあしだちょうのエルフ
かたあしだちょうのエルフ 文・絵: おのき がく
出版社: ポプラ社
あとがきにあるとおり、この作品は、アフリカの草原にそびえ立つバオバブの樹から生まれたとのこと。
1970の作品で、小学校の課題図書にもなっているので、多くの人に読み継がれている作品だと思います。

一言で言うと、久々に骨太の作品と出合えたということ。
最近は、楽しい作品に傾注しがちだったのですが、絵本には、こんな素晴らしい世界もあるのだと再認識させられました。

だちょうのエルフは、群れを襲うライオンと戦って片脚を失ってしまいます。
そして、段々とみんなに忘れさられてしまいますが、また敵が群れを襲うのです。
今度はくろひょうで、子供たちが逃げ遅れてしまいます。
エルフは、子供たちを守りたいという一心で、くろうひょうを撃退するのです。
見返りのない献身的な姿に感銘を受けざるを得ません。
そして、感動のエンディングなのですが、子供を守るということの意味を教えてくれるような気がします。

本当の優しさとか強さって、何なのかを読む者に問うてきます。
色々考えさせられて、その思いはしっかりと心に刻み込まれるのではないでしょうか。

絵は版画で、その迫力が物語を力強いものにしているのですが、逆に臨場感が年少だと怖がるおそれもありますので、注意が必要かも知れません。
必読の一冊。
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なかなかよいと思う 擬音が馴染み易い  投稿日:2008/03/02
ブップーバス
ブップーバス 作・絵: とよた かずひこ
出版社: アリス館
「コトコトでんしゃ」「ぶーんぶーんひこうき」に続くあかちゃんのりもの絵本第3弾。

走っているバスが、停留所で止まる度に他の車に抜かれていくという繰り返しです。
ブップーという音で走り、ピンポーンという音でストップするという擬音が、あかちゃんには馴染み易いでしょう。
絵も車は勿論のこと、登場人物も極めて優しく描かれているので、でんしゃやひこうきよりも、好まれるかも知れません。
あかちゃん向けのりものシリーズの定番になる予感がします。
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なかなかよいと思う テンポが良い本  投稿日:2008/03/01
わたしのワンピース
わたしのワンピース 絵・文: にしまき かやこ
出版社: こぐま社
1969年初版で、135万部を突破しているロングセラー作品です。
お話は、真白な布が空から落ちてくるところから始まります。
ウサギさんは、その布でワンピースを作って外へ出かけるのですが、その模様が次々に変化するのです。
その変化が子供にはたまらないのでしょう。
特に、我家では、小鳥の模様になって空を飛んでしまうところが大受けでした。

それに、文章も小気味良いので、テンポ良く読み聞かせ出来ると思います。
2歳位から十分に楽しめる一冊で、特に女の子にオススメします。
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