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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う ウィーズナーワールドが爆発  投稿日:2008/03/01
3びきのぶたたち
3びきのぶたたち 作・絵: デイヴィッド・ウィーズナー
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
最近はまりつつあるデイヴィット・ウィズナーの2001年の作品で、2002年にコールデカット賞を受賞しています。
題名通り、3匹のこぶたの焼直しと思ったらとんでもない話で、彼の世界が大きく展開していました。

何てったって、絵本の世界から現実の世界へと行ったり来たりするのですから。
バーチャルとリアルと言った方が正解かも知れません。
絵も二つの世界に合わせて、絵調を変えてあって、まさにウィーズナーの絵本ならではと感じずにはいられません。

何度も読みなおさないと理解できないところもあるので、小学生の低学年では難しいかも知れません。
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なかなかよいと思う おやすみ前に  投稿日:2008/03/01
だからそっとおやすみなさい
だからそっとおやすみなさい 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: ガース・ウィリアムズ
訳: 木本 栄

出版社: 講談社
マーガレット・ワイズ・ブラウン文、ガース・ウィリアムズ絵という黄金コンビによる1948年の作品。
3つの短編と4つの詩・歌が納めらていて、おやすみなさいの絵本の決定版として、全米で親しまれてきたようです。

特に気に入ったのは、「ゆめみごこちな こうさぎ」という短編。
文章量もあるので、これだけで一冊の絵本として十分通用します。
おかあさんうさぎと、何と1100匹のこどもたちという設定で、主人公ノネムネムリー以外は、日中それは良く働きます。
その働く容姿が、実に人間ぽくって思わず笑えてしまいます。

でも、実はネムネムリーはただ単に日中何もしなかった訳ではなく、回りに注意を払っていたのです。
それが大きな危機を回避することに繋がるのですが、決して役に立たない者はいないということを考えさせられる絵本です。

この作品以外は、おやすみ前に読める短い作品になっていますので、いろいろ活用出来る絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 第7弾も色あせることはありません  投稿日:2008/03/01
へんしんプレゼント
へんしんプレゼント 作・絵: あきやま ただし
出版社: 金の星社
へんしんシリーズの第7弾。
今回も決して色あせることなく、楽しませてくれるので、本当にあきやまさんの力量には脱帽です。

サンタのおじさんがやってきたという設定ですが、そのサンタがどうも変。
最後にその正体がわかるのですが、他のへんしんシリーズに登場するキャラクターも多く、とても賑やかな作品です。

今回は、人の名前だけのへんしんなのですが、その分単純で小学校1年の次男でも、わかりやすかったみたいです。
いつものへんしんシリーズ同様に、楽しめる一冊です。
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なかなかよいと思う ユニークなサイズの絵本  投稿日:2008/03/01
つきのぼうや
つきのぼうや 作・絵: イブ・スパング・オルセン
訳: やまのうち きよこ

出版社: 福音館書店
デンマークで1962年の出版された絵本で、日本では1975年の初版されているので、かなり人気のある作品のようです。
やはり、その35p×13pという縦長のサイズがとても特徴的です。
でも、読んでみるとそのサイズが存分に活かされているのがよく分かります。

お話は、月が池のなかに映った自分の姿を見て、あの月をとてきてくれないかと、つきのぼうやに頼むところから始まります。
そして、つきのぼうやの冒険が始まるのですが、垂直に落ちる様が見事に描かれています。

星に興味を持ったら、是非読んであげて欲しい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい いたずらに否定的でないのが良い  投稿日:2008/03/01
からすの たまごにいちゃん
からすの たまごにいちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
たまごにいちゃんシリーズではあるものの、今回の主人公は何かにつけ、たまごにいちゃんの殻を割ろうとしたからすです。
割ろうとしたいた理由が、この絵本でわかってスッキリしました。
こんな展開を考えているのですから、あきやまさんは凄いと脱帽せざるを得ません。
小学校1年の次男ともども、大いに納得でした。

また、いたずらについてのあきやまさんのコメントに、いたずらの中に個性を伸ばす可能性を見いだしていたから、母親には感謝しているとありました。
いたずらを決して否定的な立場で描いていないので、好感が持てました。

たまごにいちゃんを知るうえで、必読書です。
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なかなかよいと思う 虫の生態系をアリ目線で。  投稿日:2008/03/01
ありんこ リンコちゃん
ありんこ リンコちゃん 作: タダ サトシ
出版社: こぐま社
働きアリのリンコちゃんは、一度も巣をでたことがありません。
冒険心旺盛なリンコちゃんは、ひとりでこっそり巣から抜け出してしまいます。
それから、いろんな虫に出会うのですが、アリ目線から描かれているので、かなり臨場感を持って話を聞けるようです。

絵も奇麗で、とくに虫の目が可愛いので小学校1年の次男は気に入ったようです。
虫の生態系がきちんと描かれているので、自然科学の教材としてもオススメできると思います。
私も、アリって雄は羽があることや、雌がそれぞれ仕事を持って働きアリと呼ばれていることなど、初めて知ることが多く、とてもためになりました。
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なかなかよいと思う フンガくんに続く新しいキャラ  投稿日:2008/03/01
ガーコちゃんのえんそく
ガーコちゃんのえんそく 作・絵: 国松エリカ
出版社: Gakken
国松 エリカさんと言えば、我家ではフンガくんシリーズが人気になっています。
新しいキャクターかと思って読んだら、既にガーコちゃんといもうとが2006年に刊行されていて、今回の作品はガーコちゃんシリーズ第2弾。

主人公のガーコちゃんとまねしんぼの3姉妹の、暖かい遣り取りを描いています。
嫌がっているようで、それを楽しんでいる節もあるのは、どこの家庭でも良くあるお話で、我家も全く同じ状況ですね。

読み終わった後のほのぼの感が、何とも言えず心地良いオススメの絵本です。
絵も可愛いので、幼稚園前から楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい 素晴らしいファンタジー  投稿日:2008/03/01
魔法のホウキ
魔法のホウキ 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: 河出書房新社
魔法のホウキが、水を汲んだり掃除したりして働くと言うのはディズニー映画の「ファンタジア」で見たのと同じです。
「ファンタジア」は、1940年の映画で8つの作品から成立していました。
その中の一つが「魔法使いの弟子」で、ミッキーマウス演じる魔法使いの弟子が、勝手に魔法のホウキを使い、水汲みをホウキにさせるものの、止め方の呪文が分からず大洪水になるというものでした。
どこか、ファンタジアに原点があるような作品ですが、趣は全く違いました。

この作品のホウキは、未亡人のミンナ・ショウと仲良く暮らします。
でも、隣人達は、悪魔のしわざと決めつけて、ホウキを燃やしてしまうのです。
最後の大どんでん返しは、読んでのお楽しみですが、いつものオールズバーグの底知れぬ余韻ではなくて、ほっとした気持ちが残りました。

絵のサイズといい、セピア色の色調といい、計算され尽くした秀逸な作品だと思います。
壮大なファンタジーという訳ではありませんが、味わいのある作品で、オールズバーグの入門にも良いかも知れません。
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自信を持っておすすめしたい 珠玉の一冊  投稿日:2008/03/01
急行「北極号」
急行「北極号」 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: あすなろ書房
この作品は、トム・ハンクスの主演で映画化された『ポーラー・エクスプレス』の原作。
クリス・ヴァン・オールズバーグの作品では、『ジュマンジ』『ザスーラ』と3つが映画になっています。

大人になった僕の回顧録という形式で、サンタの存在を信じていた僕が、クリスマス・イブの夜中に寝ないでサンタの登場を待っているシーンから始まります。
そして、家の前に現れたのは、急行「北極号」
とても幻想的な北極点の町への旅が始まります。

まさに、オールズバーグのパステル画が、クリスマスの様々なシーンと見事に溶け合っていて、見るものの心を虜にすることでしょう。
何と言っても、僕が欲しがったプレゼントが、サンタの橇についた銀の鈴だったことに感銘を受けました。
だって、サンタと過ごした証が欲しかったのですから。

小学校1年の次男は、僕が鈴をしまったローブのポケットに穴があいていて、鈴が無くなってしまうシーンで、口をあけて驚いていました。
それくらい、引き込まれてしまうお話なのだと思います。

最後の頁は、何度読みかえしても心に響く文章です。
村上 春樹さんならではの素晴らしい訳だと思います。
『以前は僕の友達はだいたいみんなその鈴の音を聞くことができた。
でも年月が経ってしまって、もうその音は誰の耳にも届かない。
サラはある年のクリスマスにそれを振ってみたが、彼女にさえその美しい音は聞こえなかった。
僕はもうすっかり大人になってしまったけれど、鈴の音はまだ聞こえる。
本当に信じていれば、それはちゃんと聞こえるんだよ。』

珠玉の一冊と呼ぶに相応しい1986年コルデコット賞受賞作品です。
クリスマスに是非読み聞かせして下さい。
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自信を持っておすすめしたい 笑えるだけでなく、しんみりもします  投稿日:2008/03/01
クリスマスの大そうどう
クリスマスの大そうどう 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
デイビッド・シャノンで真っ先に思い浮かぶのは、「あめふりのおおさわぎ」です。
この作品は、「あめふりのおおさわぎ」に通じるものがあって、やはり何と言っても迫力のある絵が健在です。

クリスマスの時に家に飾りつけするイルミネーションを極限まで大きくしてしまったメリウェザーさんのお話です。
実際に、クリスマスのイルミネーションって、日本でもかなり大掛かりなものがあるし、昨年は外国で裁判になって撤去する判決が出た記憶もあります。

しかし、電気を使用し過ぎるので、町全体が暗くなったり外部からの見物客が大勢来たりと、周りの人の迷惑を全く理解出来ていないというのは困りもの。
それも全く悪気がないのですから、取り扱いには苦労しますよね。
確かに、こういう性格の人っているけど、かなり対応に苦慮してしまいます。

でも、さすがデイビッド・シャノンです。
上手に落しどころを設定して、メデタシメデタシで終わるのですが、素晴らしい結末だと思いました。
欲を言えば、もう少し大判の絵本で、迫力のある絵を見たかったというところでしょうか。
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