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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい 女の子の目線から見たねこが最高  投稿日:2007/12/31
うちのなまくらさん
うちのなまくらさん 作・絵: ポール・ジェラティ
訳: せな あいこ

出版社: 評論社
主人公の女の子の目線で、飼っているねこを描いた作品です。
その構成が絶妙で、大人から見たとしたらこんなに魅力的な絵本にはならないのは間違いありません。

女の子には、いつだってごろごろしているように映るのですが、実際のねこは八面六臂の活躍をしていて、挿絵はその活躍ぶりを描いています。
その活躍は、見る者の心をスカっとさせてくれることでしょう。
そのねこは、ミケねこなのですが、絵本から飛び出しそうなリアリィテイ溢れる容姿をしていて、ねこ好きにはたまらない一冊だと思います。
ユーモラスな内容は、文章も少ないので幼稚園ぐらいから楽しめます。
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自信を持っておすすめしたい 我家に限っては絶品の一冊  投稿日:2007/12/30
さむがりやのサンタ
さむがりやのサンタ 作・絵: レイモンド・ブリッグズ
訳: すがはら ひろくに

出版社: 福音館書店
1974初版で、104万部を記録しているミリオンセラー。
レイモンド・ブリッグスは、スノーマンでも有名です。
スノーマンは、優しく淡いタッチだったのに、この作品は全く別物だったので驚きました。

内容は、12月24日から25日にかけてのサンタの行動をこまわりで描いたもの。
文章ではなく、こまわりに会話を吹き出しで表現しているので、漫画に近い手法です。

その人間味あふれる行動・会話は、細かいところまで良く描けていて、何度読んでも引き込まれてしまいました。
小学校1年の次男は、既にサンタクロースの存在を全く信じていないのですが、このユーモア溢れる作品を十分楽しめたようです。

ただ、我家のようにサンタを捉えているのであれば良いのですが、サンタに夢を持っているお子さんには、もしかしたらオススメ出来ないかも知れません。
高い評価の絵本なのですが、サンタへの夢を壊す可能性もありますので。
一度、親が読んでみてから、読み聞かせしたほうが賢明と言えると思います。

我家に限っては絶品の一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 古典だけど新しい  投稿日:2007/12/30
ガブリエリザちゃん
ガブリエリザちゃん 作・絵: H.A.レイ
訳: 今江 祥智

出版社: 文化出版局
「ひとまねこざる」で有名なH.A.レイの作品ですが、何と初版は1942年で、日本では1982年に発行された絵本です。

65年も前の作品なのですが、全く違和感ありません。
但し書を見なければ、新作と言われてもわからないと思えるほどです。

面白いのは、表題です。
原題はELIZABITEで、噛むのbiteを考えガブリエリザとした今江 祥智さんのセンスには脱帽です。
こんな和訳なら大歓迎。

お話は、食虫植物のガブリエリザちゃんの驚くべき生体を中心に描いていて大暴れするのですが、終の棲家が動物園になってハッピーエンドで終わります。
この暴れん坊ぶりが、楽しくて小学校1年の次男も十分に楽しめたようです。

幼稚園ぐらいから楽しめる絵本でオススメです。
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なかなかよいと思う 古典的作品に、現代の絵がコラボ  投稿日:2007/12/30
ぼくのコブタは、いいこで わるいこ
ぼくのコブタは、いいこで わるいこ 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: ダン・ヤッカリーノ
訳: 灰島 かり

出版社: BL出版
1952年、42歳の若さで急逝したマーガレット・ワイズ・ブラウンの未発表作品です。
その作品に、現代イラストレーターのダン・ヤッカリーノが絵を担当したので、今までのマーガレット・W・ブラウンの作品とは一味違った作品に仕上がっています。

ある日、主人公のピーターは、ママにいいこで悪いこで元気なコブタを飼いたいとお願いします。
それからやってきたコブタとピーターのやり取りを描いていますが、ほのぼのとさせてくれる作品です。

マーガレットらしい文章に、明るいデザインの絵がマッチして読みやすい絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい キム・ヨンジンさんの絵が最高  投稿日:2007/12/30
べんきょうなんて やるもんか!
べんきょうなんて やるもんか! 作: イ・ジェウォン
絵: キム・ヨンジン
訳: チョン・ミヘ

出版社: フレーベル館
表紙のイラストに魅かれて読みました。
韓国の絵本ですが、内容は世界に通用するものだと思いました。

何と言っても、キム・ヨンジンさんの絵が最高です。
主人公の男の子がいなければ、洒落たニューヨークあたりのイラストレーターの作品と言われてもわかりません。
隠し絵とか、心に合わせて全体をモノクロにする手法など、どこか大好きなアンソニー・ブラウンに通じるところがあって、これから注目していきたいと思います。

お話は、男の子がお母さんに怒られて、部屋の中で大暴れするところから始まります。
すると、部屋中の家具やおもちゃがしゃべりだし、男の子を取り囲みます。
本の世界に入り込んだり、森の中で、今度は虐めた動物達に逆に懲らしめられたりと奇想天外な展開があります。

最後の男の子の大人しそうな表情が物語るように、きっと男の子はこの出来事で変わったのだと思わせるエンディングも素敵なシーンでした。

物を大切にすることと、動物を虐めないということを教えてくれるオススメの一冊です。
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自信を持っておすすめしたい とにかく楽しめます  投稿日:2007/12/30
たこのぼうやがついてきた
たこのぼうやがついてきた 作・絵: ダン・ヤッカリーノ
訳: きやまかすみ

出版社: 小峰書店
たこのぼうやがついてきたから、「家で飼ってもいい?」って女の子が聞くシーンから始まります。
でも、たこのぼうやが緑で巨大でどこかヘン。

それ以上に家で飼っている動物達が、可笑しすぎ。
ワニがベッドの下にいたり、キリンが煙突から首を出していたり、くまがソファの後ろで寝ていたり。
圧巻なのは冷蔵庫。
ペンギンに占拠されています。

たこのぼうやがダメって言われて、最後に連れてくる動物?もこれまたユニークで、オチとしても最高でしょう。

この手のお話は、我家では大好評です。
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自信を持っておすすめしたい 楽しいの一言  投稿日:2007/12/30
ハンダのびっくりプレゼント
ハンダのびっくりプレゼント 作・絵: アイリーン・ブラウン
訳: 福本 友美子

出版社: 光村教育図書
アフリカのケニアに住むルオ族の子供をモデルにしていると記載があるだけに、リアルな設定だと思います。

お話は、ハンダという女の子が、隣村のアケヨという女の子にプレゼントしようと、果物を頭の籠ににのせて歩いていくところから始まります。
途中、サル、ダチョウ、シマウマ、キリンなどが登場してその果物を食べてしまうのですが、到着時にはサプライズがあってメデタシメデタシに終わります。

民族衣装がとても奇麗だし、動物の表情もリアルです。
そして何と言っても、果物の籠に虫達がたかっているというのは、正しく本物。
小学校1年の次男が、この話って本当の話って聞いてきた位ですから。

アフリカに触れることもできますし、お勧めの一冊です。
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なかなかよいと思う 小学校入学前にオススメ  投稿日:2007/12/24
うさぎ小学校のえんそく
うさぎ小学校のえんそく 作: アルベルト・ジクストゥス
絵: リヒャルト・ハインリヒ
訳: はたさわ ゆうこ

出版社: 徳間書店
1924年にドイツで出版され、今も読み継がれているドイツの古典的な絵本だそうです。
80年前のお話なのに、少しも違和感がなく楽しく読めた「うさぎ小学校」の第二弾。

今回のお話は、終業式前の遠足のお話です。
その前に通知表が渡されるのですが、兄のハンスの成績が芳しくないので、パパに大目玉。
どこの世界でもつきものの光景です。

80年前のドイツの遠足なので、こうした遠足を変わらずしているのかわかりませんが、ドイツらしい質実剛健な雰囲気が感じられる行事です。
列をなして先頭が笛を吹き太鼓を鳴らしながら行進する遠足は、日本では、なかなか想像出来ないものです。

でも、遠足がとても楽しいということは万国共通で、擬人化されたうさぎの表情は秀逸です。
その動きも、人間だとしたらこう見えるという動きをしているので、隅々まで見入ってしまいました。

ただ、前作と絵の書き手が異なっていて、見開きのページの構成は前作の方が良かったと思います。

小学校って楽しいところだというのが、ひしひしと伝わってくる絵本ですので、特に小学校入学前後の子供のオススメです。
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自信を持っておすすめしたい クリスマスには是非読み聞かせして欲しい  投稿日:2007/12/24
ちいさなもみのき
ちいさなもみのき 作: ファビエンヌ・ムニエ
絵: ダニエル・エノン
訳: 河野 万里子

出版社: ほるぷ出版
フランスのクリスマスツリーのもみの木を描いた作品です。
読み終わった感想を一言で表せば、「まいりました」
それ位良く出来たエンディングだと思います。

ある町の丘の上のちいさなもみのきの夢は、向こうに見える大きなもみの木の丘で暮らすこと。
ところが、クリスマスツリーとして売られてしまうのです。
買ったのは、ちいさなおじいさんとちいさなおばあさん。
ちいさなもみのきは、二人のクリスマスを見届けるのですが、クリスマスが終ってこれから処分というときに奇跡が起こるのです。

おじいさんとおばあさんのクリスマスの過ごし方も素敵だし、読んでいてこころがとても暖かくなる絵本です。
クリスマスには是非読み聞かせして欲しい一冊です。
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なかなかよいと思う シルエット遊びが楽しい  投稿日:2007/12/24
あなたはだあれ
あなたはだあれ 文: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男

出版社: 童心社
松谷 みよ子さんの「あかちゃんの本 全9冊」は、そのうちの5冊がミリオンセラーという超人気シリーズです。
この絵本は、誰もが一度は手にしたことがある「いないいないばあ」とかに比較すると、あまり人気はないようです。

でも、言葉遊びという観点からすると、「あなたはだあれ」というフレーズも捨てがたいものです。
松谷さんの絵本は、実際のあかちゃんへの話しかけから生まれているので、多くの支持が得られるのでしょう。

シルエット遊びをして話しかけるという行為は、身近にある題材なので、母と子の遊びの天才かと思ってしまいました。
これもオススメです。
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