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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う いわさきさんの絵がお風呂にピッタリ  投稿日:2007/12/22
おふろでちゃぷちゃぷ
おふろでちゃぷちゃぷ 文: 松谷 みよ子
絵: いわさき ちひろ

出版社: 童心社
1970年の初版で、165万部を誇るミリオンセラーの絵本です。

まず、いわさき ちひろさんの絵が良いです。
暖かみがある色調で、輪郭がはっきりしていないのですが、それがまた魅力になっています。
この画法が、お風呂のイメージとピッタリしています。

アヒルさんが最初にお風呂にはいって、子供が一生懸命急いで服を脱ぐのですが、その様子はまさに夢中になっている様がうかがえます。
こんな描き方をされると、お風呂嫌いなお子さんも喜んでお風呂に入るのではないでしょうか?
リズミカルな松谷さんの文章と相まって、小さいお子さんにオススメ出来る絵本です。

因みに、最後のキューピーさんですが、我家では「頭洗って鉄腕アトム」でした。
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自信を持っておすすめしたい やっぱりあきやまさんのものはオススメ  投稿日:2007/12/22
たまごにいちゃんぐみ
たまごにいちゃんぐみ 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
たまごにいちゃんの5作目ですが、たまごにいちゃんは登場しません。
何と、カラスを一人で倒したたまごにいちゃんが伝説化されて、それに憧れる3匹のたまごにいちゃんの物語です。

子供の殻を破りたいという葛藤が描かれていて、楽しいなかにも深いメッセージが込められています。
「自分の憧れに近づこうと背伸びをしてうるうちに、中身も成長していって欲しい」というあきやまさんの思いがうかがえる内容でした。
殻をかぶっていると、3匹とも殆ど表情以外は変わらないのですが、殻を割った姿はそれぞれ特徴があって、正に殻を破ることの大切さを教えてくれる一冊です。
幼稚園前でも楽しめると思います。
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ふつうだと思う さり気無い1日を送れることが幸せかも  投稿日:2007/12/22
まめぼうやのリトル・ピー
まめぼうやのリトル・ピー 作: エイミー・クロウス・ローゼンサール
絵: ジェン・カラーチー
訳: 石津 ちひろ

出版社: コンセル
まめぼうやのリトル・ピーは、嫌いな食べ物があって、それはキャンディ。
まめの世界では、みんな晩御飯にキャンディを食べることになっているという設定で、何故?って思ってしまいました。
だって、デザートがホウレン草で、これは大好物なのですから。

最後の頁を見て、こうしたさり気無い1日を送ることが出来ることこそ、幸せなのかも知れないと思いました。
キャラクターは良いのですが、話がすこし中途半端な気がしました。
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なかなかよいと思う 構成内容が素敵  投稿日:2007/12/22
やまねのネンネ
やまねのネンネ 作・絵: どい かや
出版社: BL出版
ネンネって、「寝んねしなの寝んね」だと思っていたのですが、名前でした。
それも、ねぼすけだからついたと言えそうです。

物語は、ネンネが木の穴で冬眠中にころりと落ちてからの冒険を描いています。
それも、ずっと眠ったまま。

ページの左側が夢の中で右側が現実の出来事を描いていて、実に見事な構成だと思います。
夢の中では、現実を都合良く解釈しているのも、笑えてしまいました。
最後にやっと目覚めるのですが、素敵なオチで終わるので、とても良い読後感を得ることができました。

構成内容が、少し幼稚園児だと難しいかも知れません。
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なかなかよいと思う 車好きにはたまりません  投稿日:2007/12/22
しょうぼうしゃのダッシュくん
しょうぼうしゃのダッシュくん 作・絵: デイビッド・ワトビッツ
訳: ひがし かずこ

出版社: PHP研究所
主人公の消防車のダッシュくん、水をかけるのも速く走るのも好きなのに、とても恥ずかしがりや。
サイレンも鳴らせないし、ライトも点灯出来ないので、現場に到着するのが一番最後。
これでは活躍出来ません。

それが、ある事故で思い切ってサイレンを鳴らして、あやわの事故を未然に防いだのです。

出来ないというまえに、やはり思い切ってやってみるということの大切さを教えてくれる絵本です。
何よりも、登場してくる車たちが、とてもカラフルで親しみ易いので車好きのお子さんには堪らない一冊になることでしょう。
幼稚園前のお子さんに是非オススメです。
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なかなかよいと思う 女の子のオススメ  投稿日:2007/12/22
ねずみちゃんとりすちゃん なかよしの巻
ねずみちゃんとりすちゃん なかよしの巻 作・絵: どい かや
出版社: Gakken
『ねずみちゃんとりすちゃん おしゃべりの巻』の第2弾。
今回はなかよしの巻になっています。

いろいろなシーンが展開しますが、二人は決してけんかすることなく最後まで仲の良いお話が続くので安心して読むことが出来ました。
楽しいとき、悲しいときにお互いに思いを共有出来る友人がいるっていうことは、とても大事なこと。
特に女の子にとっては、必要不可欠なことのように思えます。

いつにも増して、どいかやさんの絵が奇麗なので、絵を見ているだけでも、暖かい気持ちになること受け合いです。
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自信を持っておすすめしたい 絵が最高  投稿日:2007/12/16
こねこのみつけたクリスマス
こねこのみつけたクリスマス 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: アン・モーティマー
訳: 中川 千尋

出版社: ほるぷ出版
文は、1949年にマーガレット・ワイズ・ブラウンによって、絵は、1994年にアン・モーティマーによる作品です。

素敵な文章に、色鮮やかで奇麗な絵のマッチングが素晴らしい絵本です。
物語は、クリスマスの出来事を、主人公のこねこの目線で描いているものですが、自分がさもこねこになったような気がしてしまいました。

今の時期に読み聞かせるにはピッタリの絵本です。
大人でも、猫好きのかたには堪らない一冊になること受け合いだと思います。
それにしても、アン・モーティマーの色調は、正にクリスマスに相応しいものだったので、他の作品も是非見てみたくなりました。
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自信を持っておすすめしたい ベストセラーに成るべくしてなった絵本  投稿日:2007/12/15
おしいれのぼうけん
おしいれのぼうけん 作: ふるた たるひ たばた せいいち
出版社: 童心社
小学校1年の次男が、面白いって評判の本が学校の図書館にあるんだけど、いつも貸出中でなかなか借りれないんだと言っていた絵本です。

1974年の初版で、175万部を誇るベストセラーです。
この本が出版された時には、黒い表紙の本は売れないというジンクスがあったそうですが、この絵本は、おしいれの中ではじまるこわいぼうけんの世界を表しているとのこと。
童心社のホームページに、広末涼子さんのインタビューも掲載してありましたが、この黒の表紙の印象が子供には鮮明に映るのでしょう。

お話は、保育園で悪いことをした二人が、押入れに閉じ込められて、冒険をするというファンタジーです。
押入れに閉じ込める行為って、私が小さい時分は良く聞いたものですが、昨今の住宅事情とか環境の変化によって無くなりつつある気がします。
ましてや、保育園で今時やったら、大変な問題になりかねないかも知れませんね。

冒険活劇としては、スリリングでとても楽しいストーリーなので、読み継がれる理由がわかると思います。
初めの頁と終わりの頁の見事な対比と言い、モノクロ主体の絵の中で、真ん中の頁とあと2枚の象徴的な絵だけをカラーにしたりと、計算しつくされた構成だと感じました。

ベストセラーに成るべくしてなったと言える絵本だと思います。
ただ、文章が多いので読み聞かせには、読み手がつらいかも知れません。
小学校1年の次男は、一気に読んでいたので、小学生が自分で初めて読む本として与えた方が良いと思います。
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なかなかよいと思う 詩情豊かな絵とお話  投稿日:2007/12/09
ルピナスさん
ルピナスさん 作: バーバラ・クーニー
訳: 掛川 恭子

出版社: ほるぷ出版
1917年、ニューヨーク生まれで、この「ルピナスさん」で全米図書賞を受賞しています。
2000年没。

とにかくこの絵が、特徴的です。
板に水彩画の具で描き、色鉛筆でアクセントをつけるという画法なのですが、奇麗の一言に尽きるものです。
ルピナスという花が、伏線にあるのですが、それを象徴しているかのように各ページ毎、一つの色を中心に描かれていて詩情豊かとでも言えば良いのでしょうか。

お話は、一人の女性が、おじいさんと約束した「世の中をもっと美しくするために、何かしてもらいたいのだよ」ということを、その生涯をを通して見つけ出して実践したという長い時の経過を綴っています。

人の一生って何?ということを問いかけられているような読後感があって、考えさせられてしまいました。
子供の絵本というよりも、大人向けの絵本と言えるかも知れません。
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なかなかよいと思う 自分らしさの大切さを教えてくれます  投稿日:2007/12/09
なけない ちっちゃい かえる
なけない ちっちゃい かえる 作: エクトル・シエラ
絵: やまうちかずあき

出版社: 鈴木出版
この絵本は、作者が、コロンビアから来て10年経過した時に描いた作品で、日本語を話せなかった自分の自叙伝的な作品のようです。

ちっちゃいかえるは、上手に鳴くことが出来ません。
でも、ある日思い切って自分なりの鳴き方で鳴いてみたら、みんなが上手だと言ってくれて、杞憂だということに気づいたというお話です。

日本人が外国語を話せないのは、何でも完璧主義だからという理由からであって、自分らしく話せば良いと背中をそっとおしてくれる絵本です。

自分らしくあることの大切さを教えてくれます。
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