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絵が優しい
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投稿日:2007/12/09 |
単品かと思って読んだのですが、カプチーヌという作品が第一作で、今回のは続編でした。
作家・画家ともベルギーのブリュッセル出身です。
主人公のカプチーヌは、魔術の勉強中で、新しい魔法のお披露目で大失敗をしてしまいます。
先生のメガンに明日までに元通りにするように言われて奔走するというストーリーです。
先生が指示したことは、カプチーヌの世界では、良く考えれば可能なことなので、極めて適切な指示だったということがわかります。
また、長老の木が、「誰にでも失敗はある。大切なのは、きちんと後始末をつけること」というところは、確信をついていて子供の心に響く言霊だと思います。
文章量が多いので、一人で読むには小学校中学年位からかと思いますが、絵自体がとても優しい色遣いなので、飽きないで読み聞かせが出来る絵本だと思います。
メッセージ性もあって、楽しめる一冊です。
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動物園に行く前に読んでみたい絵本
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投稿日:2007/12/09 |
科学と仲良しと副題にあるとおり、様々な動物の部分の説明がでてきます。
人間と動物の体の機能の違いがわかって、かなり楽しい読みものになっています。
こういうテイストの本が教科書だったら、子供の関心も湧いてくるはずです。
特に動物好きの子供には喜ばれると思います。
動物園にいる動物も多く登場するので、行く前に親子でチェックして実物を確かめるのも良い思います。
きっと、実物を見ると子供って本当に興奮して喜ぶと思いますよ。
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音の響きが良い
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投稿日:2007/12/09 |
「コトコトでんしゃ」に続く乗物シリーズの第二弾。
今回は、プロペラ飛行機が飛行場から飛びたって戻ってくるまでを描いています。
今時プロペラ飛行機という感もありますが、逆にジェット飛行機だと回転するという動きがない分、飛ぶという行為が分かり難いはずで、良く考えた選択だと思いました。
やっぱり、あかちゃんにとって擬音というのは大事ですので、このブーンブーンという音は、すんなりと受けいれられるのではないでしょうか。
飛行機もそうですが、人の絵も可愛いので赤ちゃんにはお勧めできると思います。
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着眼点が良い
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投稿日:2007/12/08 |
暴れん坊のとんかちくん(シュモクザメ)とのこぎりくん(ノコギリザメ)。
叩いて壊したり、切り倒してしまうから周りに誰もいなくなってしまいます。
そんな時に二人が出会って決闘と言う瞬間に、長老のカメに竜宮城の建設現場へ連れていかれてという、こんなのあり?というストーリー。
なかなかの着眼点と思ったので、小学校1年の次男も喜ぶだろうと読み聞かせをしようとしたら、「何がとんかちくんだよ。シュモクザメじゃないか」と言って関心なし。
次男は超現実主義のため、絵本も種類を選ばないと読まなくなってきてしまい残念な限りです。
恐らく、幼稚園のときなら高評価だったと思います。
単純なお話ですが、力をあわせることの大切さを教えてくれるので、読みやすい絵本です。
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珠玉の一冊
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投稿日:2007/12/08 |
作者のヒド・ファン・ヘネヒテンは、ベルギーの絵本作家で、作品は20近くの言語に翻訳されているとのこと。
そして、この絵本を読み終えた辛口評論家の小学校1年の次男の評価は、「いいね」でした。
彼がそう評価するのはめったにないことです。
恐らく自分と比較してみて、思い当たる節があったからなのでしょう。
お話は、カンガルーのママの袋から出たがらないこどものベルビーの成長を描いています。
ベルビーが重くて、ママが疲れ果てて動けないところなんて何所の家庭でも見られるシーンではないでしょうか?
そして、あるきっかけで外に飛び出したベルビーの楽しそうな表情とママの優しい表情がたまりません。
こどもの旅立ちをさり気なく描いていますが、心に染み入るところがあって、もしかしたら、ママの方が共感できる一冊かも知れません。
珠玉の絵本として推薦します。
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もしかしたらクリスマス関連でベストかも。
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投稿日:2007/12/08 |
クリスマスの絵本は数多くありますが、もしかしたらベストと言えるかも知れません。
それ位良いと断言できる絵本です。
お話は、トナカイの子供が間違えてプレゼントとしてある子供のアパートの上に落ちるところから始まります。
そのアパートが、摩天楼にあるというシチュエーションも良いですよね。
そのアパートの上で、そのトナカイを育てるのですが、大きくなるにつれて空を飛ぶようになるのです。
そう、このトナカイはサンタクロースのソリを引く特別なトナカイで、この子供もそれに気づいていたのです。
トナカイが、雪を見たときの寂しそうな目は、サンタクロースの国に戻らないとならないという別れを予感してのことなのでしょう。
そして、クリスマスイブに別れが訪れるのですが、その設定も本当にステキな別れで、心にジーンと来るものがありました。
別れが、永久の別れでなく、これから年に一回のクリスマスイブには会うことが出来ることを期待させてくれるのです。
クリスマスに相応しいストーリーで、主人公がトナカイであることも、大きなポイントだと思います。
是非、クリスマスイブには、読んであげて欲しい絵本です。
サンタクロースを信じている間に、読んであげて下さい。
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かいじゅうの絵が魅力的
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投稿日:2007/12/08 |
色々な協会の推薦図書になっていて、書評を読んでも大変評価の高いモーリス・センダックの作品なので、楽しみにして読みました。
原題名は、「WHERE THE WILD THINGS ARE」
文章量は少ないので、幼稚園前でも十分に読み聞かせが可能だと思いますが、やはり何と言っても、センダックの描く怪獣の絵が細かくて魅力的です。
何所か「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪にも通じるところがあるような表情をしています。
物語は、主人公のマックスが大騒ぎしたので、晩ご飯抜きで自分の部屋に放り込まれたら、部屋の風景が一変して海に航海に出かけるところから始まります。
そして、航海して着いたのが、かいじゅうたちのいるところなのです。
でも、最後にはまた自分の部屋に戻ってくるのですが、ちゃんと夕御飯がおいてあって、まだほかほか温かかったという結末には、ほっとさせられます。
やはり、我家が一番ということなのでしょう。
小学校1年の次男の感想は、意外にもつまらないというもの。
冒険活劇としても、怪獣のインパクトについても今一歩だったようです。
幼稚園の時に読み聞かせしていたら、評価は高かったような感じがするので、対象年齢はセンダックの作品としては低いと言えるかも知れません。
私としても、「まよなかのだいどころ」の方が面白かったと思います。
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ファンタジー好きには絶好の絵本
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投稿日:2007/12/01 |
モーリス・センダックのファンの方の書評で、評価の高い絵本でしたので、期待して読みました。
1回目を読んだ時は、ストーリーに若干違和感があって、子供の反応は絵が楽しいというものでした。
でも、何度か読むうちに、センダックの独特の世界にひかれ、またそのリズム感のある文章にも魅了されつつあります。
お話は、主人公のミッキーが、まよなかにあんまり騒がしいので「うるさい」と隣にどなったら、真夜中の台所に移動してしまうところから始まります。
そこでは3人のパン屋さんが、朝のケーキを作っています。
それから、ミッキーの冒険が始まるのですが、こういう奇想天外なストーリーは、なかなか日本ではおめにかかれません。
ファンタジー好きの、特に男の子には受けること間違いないと思います。
そして、センダックの描く絵は、とても楽しくて何度見ても飽きることがありません。
だって、摩天楼がジャムの瓶とか調味料入れで描かれているのですから、たまりません。
アメリカンテイスト溢れる絵なので、万人に好まれる絵だと思います。
最初の印象は三ツ星だったのですが、今は五つ星です。
こうした読み方、感じ方が出来るのも絵本ならではの世界だと感じています。
ファンタジー好きのお子さんにオススメします。
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考えさせられる絵本
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投稿日:2007/12/01 |
モーリス・センダックがマザーグースの詩を元に描いた絵本です。
マザーグースって、理解し難いところがあるので、この絵本も取り付きにくく、子供は全く?という感じで、絵だけは面白がっていました。
最初は全くわからずでしたが、何度か読むうちに彼のメッセージが感じられてきました。
「子供が劣悪な環境にあってどう生き延びるか」がテーマのようなのですが、ホームレス・貧困に繋がる今日的は問題を鋭く描ききっていると思います。
子供が読んで楽しむ絵本というより、大人が理解して子供に伝えてあげるそんな絵本だと思います。
センダックの絵の力量にただ圧倒されてしまう一冊です。
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文章も絵も不思議
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投稿日:2007/11/25 |
文章がとても不思議。
うちがいっけんあったとさ
リスのうちではありません
ろばのうちでもありません
しりたかったらさがしてごらん
どこのとおりにあるのかな
どこのよこちょうにあるのかな
ぼくだけがしっているうちなのさ
最初のページの話だけ読んでも、マザーグースの歌集のようです。
それが、センダックの絵と相まって、さらに不思議が絵本に仕上がっています。
最後に主人公の子供の空想の世界だとわかるのですが、大人の私にはなかなか理解できない世界でした。
ただ、子供はこの絵が気にいったようで、楽しく眺めていました。
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