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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う 懐かしい感じの絵  投稿日:2010/09/29
おとうさんはパンやさん
おとうさんはパンやさん 作: 平田 昌広
絵: 鈴木 まもる

出版社: 佼成出版社
平田昌広・作、鈴木まもる・絵のコンビのおとうさんの仕事シリーズの一冊です。
鈴木さんの描く絵は、どこか懐かしい感じがするので気にいっています。

実際のパンやさんの仕事場を取材して描いた絵は、実に精緻なもの。
余りに詳しすぎるので、絵本の範疇を超えていると思わせる程です。
おとうさんの仕事を紹介するというテーマを外れて、パン作りについての工程に重点があるように感じられるのが、勿体無いところです。

今回の作品も、おとうさんを取り巻く家族の姿が効果的に描かれています。
主人公のさきちゃんが、赤ちゃんが生まれたので、その分、おとうさんにもっと協力する姿があって、とても暖かい気持ちにさせてくれます。
さきちゃんが頑張る姿に共感をおぼえるお子さんも多いことだと思います。

我家の次男はパンが大好きで、ひと頃大きくなったらパンやになるんだと言っていました。
その時、この本と出会っていたら、どうだったろうと思います。
やはり絵本との出会いはタイミングがあって、逃さないように読み聞かせしてあげることも、親の責任ではないでしょうか。

一寸マニアックになり過ぎのきらいがありますが、パンやさんという仕事を知って貰うには格好の絵本だと思います。
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ふつうだと思う こんなパパになりたいもの  投稿日:2010/09/28
こわくなんかないっ!
こわくなんかないっ! 作・絵: ジョナサン・アレン
訳: せな あいこ

出版社: 評論社
フクロウのフクちゃんが主人公の第2弾。
前作は「かわいくなんか ないっ」

物語は、フクちゃんが夜の森に繰り出すところから始まります。
森の中では、アナグマおばさん、クマにいさん、コウモリさんと出会うのですが、みんな一様に言うのが「こわがらなくて いいよ」

図星なのですが、フクちゃんは、こわがってないと強がりを言うのです。
これって、よくある子供の心理。
それを受け止めるのが、パパというところが最高です。
パパは「ちょっとくらい こわいことが あっても、ぜんぜん はずかしがること ないんだよ」と言うのですが、すごく素敵な言葉だと思います。
こんな言葉をかけられる親でありたいと思った方も多いのではないでしょうか。

ユーモアある絵として人気なようなですが、一寸テイストが合わないかなというのが正直なところ。
好みが分かれる絵だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 妖怪の紹介が楽しい  投稿日:2010/09/27
てんぐのきのかくれが
てんぐのきのかくれが 作・絵: 青山 邦彦
出版社: 教育画劇
青山邦彦さんは、早稲田の理工学部建築学科、同大学院過程を終了後、建築設計事務所を経て絵本作家になったという経歴の持ち主。
精緻な絵は一見の価値あるものなのですが、ワンパターンで一寸食傷気味の感がありました。

今回の作品なのですが、こうきたかという感じです。
一本取られたというところまではいきませんが、いつもの家を作るというメインストーリーに、天狗を始めとした妖怪を登場させているのが新鮮です。

その妖怪達が、決しておどろおどろしいものではなく、少しコケティシュに描いているのが青山さんらしいところ。
途中縦開きにして絵を見させる仕組みもあって、中々の出来だと思います。
ただ、木の高さを見せるなら、もっと横長の絵本にして高さを見せるぐらいの遊びがあっても良かった気がします。

隠れ家という設定も、子供にとってはたまらないものなので、企画が良かったということでしょう。
表表紙と裏表紙に、妖怪達の名前の紹介もあって、これも楽しめます。

是非オススメしたい一冊です。
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なかなかよいと思う 子供にとっては手に汗握るストーリーかも  投稿日:2010/09/26
とんとんとめてくださいな
とんとんとめてくださいな 作: 小出 淡
絵: 小出 保子

出版社: 福音館書店
道に迷った3匹のねずみが、見つけた家に泊めてくださいと、戸を叩くシーンから始まります。
誰もいないのですが、大人なら直ぐに誰の家か感ずくはず。
それから、同じように道に迷った3匹のうさぎ、3匹のたぬきがやってきます。
この手の絵本に登場する役者は揃ったという感じでしょうか。

そこに現れた家の持ち主が、黒い陰で登場というのが最高に素敵です。
その時の9匹の動物達の怖がる姿なんて、それこそ共感できるシーンだと思います。
その後はホットするシーンがあって、話の起承転結がしっかりしているので実に楽しめる作品です。
一番気にいったのは、最後のページで、家の持ち主が9匹を抱えるようにして寝ているシーン。
良い絵だと思います。
また、随所で見られた赤いスカーフのねずみの大物ぶりというのも、伏線として面白いと思いました。

色鉛筆で描かれた絵は、とても優しいものなので、お気に入りの一冊とするお子さんも多いことでしょう。
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自信を持っておすすめしたい コミュニケーションツールとして最適  投稿日:2010/09/26
おてて たっち
おてて たっち 作・絵: 武内祐人
出版社: くもん出版
くもんのはじめてであうシリーズの一冊。
竹内祐人さんは、このシリーズで「おでこ ぴたっ」「おはな つんつん」を刊行しており、これは3作目になります。

最初のページは、
「きつねさんとくまさんが」相対するシーンがあります。
そして次のページで
「おてて たっち」します。
この繰り返しなのですが、そのたっちする組合せに意外性があるというのも魅力の1つ。
最後は、パパとわたしがたっちするのですが、この絵本と出会っていたらやってみたかったなと思っています。

最後に竹内さんが、
「僕は子供の笑顔は一番美しく、素敵だと思っています。そんな笑顔を見せてもらうには、親子のふれあいが、一番大切なんだと思います。そのためのコミュニケーションツールのひとつにしてもらえれば、とてもうれしです」と書いています。
他の2作品も同じだと思いますが、この発想自体が素晴らしく、世のパパに読み聞かせして欲しいオススメの絵本です。
パパの読み聞かせの入門編としても最適です。
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自信を持っておすすめしたい 綺麗な絵  投稿日:2010/09/26
もりのてぶくろ
もりのてぶくろ 作: 八百板 洋子
絵: ナターリア・チャルーシナ

出版社: 福音館書店
月間絵本 ちいさなかがくのとも 2004年11月号が、待望の絵本化です。
絵はロシアのナターリヤ・チャルーシナ、文は八百板 洋子というコラボ作品で、絵はロシアの香りが溢れるもの。
ロシア民話のてぶくろを思い浮かべた人もいるのではないでしょうか。

お話は、静かな森に一枚の葉っぱが落ちているシーンから始まります。
ヤスデみたいな大きな葉っぱで、登場する動物達が手を当てていきます。
ねずみは、
「ぼくのてより ずっと おおきいや」
と言い、だんだん大きな動物が登場し、最後は、男の子が手を当てます。

シンプルな話なんですが、その絵は綺麗という言葉そのもの。
動物達のディテールの細かさなんて、見ていると心を奪われそうなほど。
散歩しているおかあさんと男の子の姿もが目に焼き付いて離れません。

文章が少ないので、2歳くらいから読みきかせ出来る絵本だと思います。
派手さはありませんが、スマッシュヒットと言えそうです。
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自信を持っておすすめしたい クリスマスにオススメ  投稿日:2010/09/26
ズボンのクリスマス
ズボンのクリスマス 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
我家のみんなが大好きな林明子さんの作品なので読んでみました。
「クリスマスの三つのおくりもの」という3冊シリーズの1冊なのですが、クリスマスシーズンに相応しいもの。
サイズがミニ絵本というのも洒落ています。

この前、「ふたつのいちご」を読んで2作目なのですが、3兄弟姉妹のそれぞれが主人公になっているようです。
「ふたつのいちご」は、長女のれいちゃん、この「ズボンのクリスマス」は長男のもっくんが主人公でした。
この設定からして憎いばかりの演出です。

お話は、おじいちゃんとおばあちゃんのうちのクリスマスパーティに出かけるシーンから始まります。
もっくんは、遊んでいて、ズボンをはかないので、みんなはおいて出かけてしまいます。
すると、ズボンが待ちきれなくて、外に飛び出してしまうのです。
それを追うもっくんという展開なのですが、林 明子さんにしては本当に珍しいもの。 
ズボンは、いろんな人とすれ違うのですが、その驚きの表情ったらありません。
仕舞いには、先に出ていた家族のみんなを追い越して、おじいちゃんとおばあちゃんの家に到着してしまいます。

ストーリーも楽しいのですが、一番心の琴線に触れたのは、おじいちゃんとおばあちゃんともっくんが3人でいるときの笑顔。
どうして林さんて、こんなに心暖まる絵をかけるのか?尊敬の念に絶えません。
最後のページには、クリスマスのおおさわぎという曲の楽譜が掲載してあるのですが、作詞 かすみ、作曲 れいとなっています。
ますます、クリスマスプレゼントにオススメしたくなりました。
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なかなかよいと思う 納得のオチ  投稿日:2010/09/26
わたし ねむたいのに!
わたし ねむたいのに! 作・絵: クリスティーン・ダヴェニェール
訳: 木本 栄

出版社: ひくまの出版
登場するモーマットは、大型のジリスを指すようですが、日本に生息しないので馴染みの薄い動物です。
リスなのに、巣穴の中で生活しているとのことですから想像できません。

主人公のマーモットのアンネ・ソフィーは、眠くて仕方なく、静かに眠れるところを探します。
枕を持って探しているのですが、あり得ないけど、分かり易いのでご愛嬌といったところ。
でも、眠れそうになると、動物がやってきて眠れないのです。
最後は、友達のマリー・シャルロッテの巣穴で眠ることになるのですが、納得のオチもある結末でした。

単純明快なお話なので、安心して読み聞かせできる絵本だと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 兄弟愛が素敵  投稿日:2010/09/25
ぶーちゃんとおにいちゃん
ぶーちゃんとおにいちゃん 作・絵: 島田 ゆか
出版社: 白泉社
「バムケロ」シリーズ、「ガラゴ」シリーズが我家で大人気の島田ゆかさんの作品なので読んでみました。
2004年の作品なのですが、存在自体を知らなかったので見つけた時は、本当に嬉しかったです。

お話は、ぶーちゃんとおにいちゃんの心暖まる交流を描いたもの。
ぶーちゃんは、何でもおにいちゃんの真似をします。
これって、やっぱりおにいちゃんが好きだからこその行動です。

我家の兄弟は7つ違い。
おにいちゃんが大盛りを頼むと次男も大盛りを頼んだりと、全く一緒。
おもちゃを貸さないところも同じで、兄弟には良くある光景なのでしょう。

我家を虜にした島田ゆかさんの絵は、この作品でも健在。
何回見直しても、新しい発見があるのですから凄いの一言です。
また、他のシリーズのキャラが登場するのもたまりません。

今もカナダに在住のようなのですが、新作が本当に待ち遠しいところです。
島田ゆかフリークにオススメの一冊です。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う 大阪弁がピッタリの絵本  投稿日:2010/09/25
ぼちぼちいこか
ぼちぼちいこか 作: マイク・セイラー
絵: ロバート・グロスマン
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
マイク・セイラーと言えば「わゴムはどのくらい のびるかしら?」がスケールが大きくて楽しめた作品でした。
今回の作品は、大阪弁の訳がついています。

お話は、かばくんが、色んな職業にチャレンジするのですが、ことごとく失敗してしまうというもの。
だからこそ、ぼちぼちいこかということになるのですが、正に大阪弁の大らかさがピッタリのお話です。

エアブラシを用いたような絵は、とても発色が綺麗なので、子供の目を惹くこと間違いなし。
かばくんも愛嬌のあるキャラクターとして描かれています。

気おらず気軽にパパが読み聞かせするには、うってつけの絵本だと思います。
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