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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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ふつうだと思う 一寸古めかしい感があり  投稿日:2009/10/24
ともだちつれてよろしいですか
ともだちつれてよろしいですか 作: ベアトリス・シェンク・ド・レーニエ
絵: ベニ・モントレソール
訳: わたなべ しげお

出版社: 童話館出版
1965年のコールデコット賞受賞作品。
日本では、1974年に冨山堂にて初版、2003年の童話館出版で再刊となっている息の長い作品です。

登場する人物は、おうさまとおきさきさまとぼくの三人だけ。
おうさまとおきさきさまは、ぼくをお城に度々招待してくれるのですが、その度に変わった友達を連れて行きます。
ずっと、その繰り返し。

最後に、ぼくがふたりを招待して、なぜ変わった友達を連れて行ったかの理由がわかるのですが、一寸古めかしい感が否めませんでした。
それと、繰り返しの行為自体は良いのですが、文章が長過ぎ悠長に思えました。

おうさまとおきさきさまの生活のほのぼの感なんかは、とても気にいったのですが、物足りなさが残った作品でした。
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自信を持っておすすめしたい 考えさせられる絵本  投稿日:2009/10/24
たいせつなきみ
たいせつなきみ 作: マックス・ルケード
絵: セルジオ・マルティネス
訳: ホーバード 豊子

出版社: いのちのことば社フォレストブックス
「たいせつなきみ」は、1997年に出版され全米で100万部を超え、七カ国語に翻訳されているベストセラー絵本。
日本語に1998年に訳されており、今回のはAnniversary Edition.
内容に変わりはなく、大きさが小さくなって一層大人向きになったという印象です。

表紙を見ると、ピノキオを想像させますが全くの別物。
舞台は、ウイミックスという木の小人達の村。
小人達は、エリという丘のてっぺんに住む彫刻家に彫られたもの。
そして、小人達は、お星さまシールとだめ印シールをくっつけあって暮らしているという設定なのですが、お星シールは文字通り良く出来ましたシールのこと。
小学校の時の採点のような言葉です。

主人公のパンチネロは、だめシールばかり貼られているのですが、シールを貼られていないルシアに出会い、エリに会うことにするのです。

パンチネロが、エリと会ってからの会話は、珠玉のフレーズが沢山登場してきます。

The more you trust my love,the less care about their stickers.
おまえがわたしのあいをしんじたなら、シールなんてどうでもよくなるんだよ。
というフレーズに全てのメッセージが集約されています。

誰しも、人からどう思われているかは気になるもの。
そう思われていると決めつけているのは、自分自身であること。
人から愛されていると知ったならば、気にならなくなるということ。

とても深く考えさせられる話で、自分自身を見直したいという気持ちになるととともに、子供達をもっと愛したいと思わせる絵本です。

本来は大人向きと思いますが、小さい子供が読む物語としてもそれなりに楽しめる絵本だと思います。
子供が理解するには時間がかかると思いますが、幅広い世代にわたって読んで欲しい名作です。

シリーズ化されていて、4作まで訳されているようなので、続きも読んでみたいと思います。
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なかなかよいと思う 綺麗な絵  投稿日:2009/10/24
だいすき そんなきもちをつたえてくれることば
だいすき そんなきもちをつたえてくれることば 作: ハンス・ハーヘン モニック・ハーヘン
絵: マーリット・テーンクヴィスト
訳: 野坂 悦子 木坂 涼

出版社: 金の星社
表紙の絵が気にいったので読んでみたのですが、内容は詩。
オランダを代表する作家と画家による詩画集との触書で、詩を味わうという主旨の絵本でした。

少女から見た世界を詩にしたもので、絵とマッチしていて、とても幻想的な世界に浸ることができました。
詩は好き好きあろうかと思いますが、23編もあるとどれか一つぐらいは、心の琴線に触れる作品もあるはず。

「ほんとのママ」

ママは ねてる
わたしのこと みてくれない
はなしも きいてくれない
そうっと ママの みみを
ひっぱってみる
めを あけてよ ママ
はやく ほんとの ママになって

わたしはこの詩が一番好きです。
ママは疲れきっているのでしょうか?
切ないシーンだと思いませんか?

たまには、こうした作品も良いかと思いました。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う 外国生まれの赤ちゃん向きの絵本  投稿日:2009/10/24
ちいさないえがありました
ちいさないえがありました 作: バールブロー・リンドグレン
絵: エヴァ・エリクソン
訳: ひしき あきらこ

出版社: 小峰書店
スウェーデンの絵本。
小さな家があって、そこからおじいさん、おばあさんに続いて、動物たちが登場します。
そして、庭で食事して、また家に入っていくというシンプルなストーリーです。

何と言っても、家の風情が良いです。
見るだけで心温まる住んでみたくなるような家。
動物達の表情も豊かで、引きつける魅力に富んでいます。

そして、くりかえしの文章のリズムが、心地よく聞こえることでしょう。

1〜2歳くらいからの読み聞かせでも、充分楽しめる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい だめよデイビッドの犬版  投稿日:2009/10/18
いいこだ、ファーガス!
いいこだ、ファーガス! 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
大好きなデイビッド・シャノンの作品なので読んでみました。
デイビッド・シャノンと言えば、「あめふりのおおさわぎ」「自転車にのるアヒルくん」「ストライプ」そして「だめよデイビッド」で、存在感のある絵が特徴的です。

今回の作品は、他の作品に登場してきた犬のファーガスが主人公。
話の内容は、「だめよデイビッド」の犬版です。
縦横無尽に動き回るファーガスの姿に、共感してしまうとともに、笑ってしまうこと間違うなしです。

文句なしに楽しめる絵本らしい作品なので、年少くらいからオススメします。
特に犬がいる家庭だと、ファーガスの行為が理解できるのではないでしょうか。
それにしても、デイビッド・シャノンの絵は、本当に魅力的だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 詩が美しい  投稿日:2009/10/18
きみのうち、ぼくのうち
きみのうち、ぼくのうち 作: ヤン・ホアン
絵: ホアン・シャオイェン
訳: 中 由美子

出版社: 岩崎書店
台湾の児童詩の先駆者と言われるヤン・ホアン(1930〜1954)の詩を2004年に絵本にした作品です。

さりげない言葉で語られていますが、多くの詩が台湾の小中学校の教科書に採用されているのも頷ける心に響く言葉が並んでいます。

「葉っぱは 毛虫の ゆりかご。
 花は ちょうちょの ねどこ。」
こうしたフレーズで始まりますが、何とも暖かい気持ちにさせてくれます。

その詩に、絵が実に調和して描かれています。

そして最後は、
「ぼくといもうとは しあわせだ。
 うまれたときから あんしんして くらせるうちがある」
こう結んでいるのですが、言葉の美しさ、絵の美しさに触れることのできる素晴らしい絵本で、子供だけでなく大人にも読んで欲しい一冊だと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 精緻な服装に注目  投稿日:2009/10/18
うんてんするのはだあれ?
うんてんするのはだあれ? 作・絵: レオ・ティマース
訳: ひしき あきらこ

出版社: フレーベル館
ベルギーの2005年の作品です。

うんてんするのは だあれ?
と4匹の動物と車が登場して、次のページで正解がわかるという構成になっています。

その動物達が、職業にあった服装を身にまとっているのですが、実に精緻に描かれています。
一寸、子供には難しいと思える職種もありますが、その服装の質感といいセンスといい、大人が見ても充分満足できるレベルに仕上がっています。
こうのとりが着ているパイロットの服なんて、AVIREXっぽくて見るだけで楽しくなってきてしまいます。
それに自動車・飛行機もオシャレ。

絵が鮮やかでデフォルメの具合も適度に効いているので、結構小さいお子さんにも適していると思います。
ストーリーの質問形式というのも、○で3歳ぐらいから楽しめるオススメの絵本です。
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なかなかよいと思う 宗教画のような精緻な絵が絶品  投稿日:2009/10/18
まどのそとの そのまたむこう
まどのそとの そのまたむこう 作・絵: モーリス・センダック
訳: わきあきこ

出版社: 福音館書店
モーリス・センダックの作品で、1982年にコールデコット賞オナー賞を受賞しています。
「かいじゅうたちのいるところ」でコールデコット賞を受賞したのが1964年ですから、本当に息の長く、最高の絵本作家と言われるのも頷けます。

それにしても、作者名を隠されたら、とてもセンダックの作品だとは思えません。
実に多くの描き方が出来るものだと感心してしまいます。

お話は、パパは海、ママは東屋、そして、主人公のアイダは赤ちゃんのおもりという設定で始まります。
そこに、ゴブリンが現れて赤ちゃんをさらってしまい、アイダが連れ戻しに追い駆けるという不思議な物語です。

描かれた絵は、西洋の宗教画のようで、好きな人は好きだけども、受け付けない人もいて好みが分かれるものです。
好きな人にはたまらないはずで、この絵だけで絶賛する人は多いことでしょう。

一つ一つの絵が、何かを象徴していると思うのですが、自分の理解の及ばない部分もあって、評価の難しい絵本です。
おそらく、モチーフにした原点があるはずで、とても深い作品であるということに間違いはありません。

まだ自分が正確に評価できるまでに至っていないので、今回は四星としますが、時を改めて評価したいと思わせる作品です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい オシャレな長靴をはいた猫  投稿日:2009/10/18
ブーツをはいたネコ
ブーツをはいたネコ 作: シャルル・ペロー
絵: フレッド・マルチェリーノ
訳: おぐらあゆみ

出版社: 評論社
作者のシャルル・ペロー(1628年1月12日-1703年5月16日)はフランスの詩人。
「長靴をはいた猫」「眠れぬ森の美女」で良く知られています。

今回の作品は、その「長靴をはいた猫」を描いたもので、1991年にコールデコット賞を受賞しています。

お話は、誰しも知っている話なのですが、長靴がブーツとなっているところがオシャレです。
何と言っても、フレッド・マルチェリーノの絵が秀逸です。
中世という時代を良く表現している色合いといい、細かい描写といい言うことなしで、見る者を引きつけて止まないことでしょう。

文章自体は長いのですが、ストーリー展開自体が面白いので、飽きることなく読み進めることが出来る作品だと思います。

かつて放映された東映映画では、正に漫画として登場した作品ですが、こうして重厚な作品として読むと、原書の素晴らしさを認識せざるを得ません。
年中ぐらいからの読み聞かせにオススメします。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う 絵が魅力的  投稿日:2009/10/17
ちーちゃいチーチャ
ちーちゃいチーチャ 作: パトリシア・マクラクラン エミリー・マクラクラン
絵: ダン・ヤッカリーノ
訳: 青山 南

出版社: 小峰書店
大好きなダン・ヤッカリーノの作品なので読んでみました。
お話は、ねこのナイジュエルといぬのジュリアが楽しく暮らしていた大きな黄色い家に、赤ちゃんがやって来るところから始まります。

二匹は、赤ちゃんの名前をチーチャと名づけ最初は遠巻きにしていたのですが、夜泣きした時から面倒を見るようになります。
その接し方が何とも言えず、ユニークで見るだけで楽しくなること間違いありません。

この絵本では、両親の表情が見えません。
あくまでも、二匹がチーチャの世話をすると言う設定なので、オチもそのストーリーに基づいたもの。
オチとしてどうか?という意見もあると思いますが、そこは深く考えないで楽しめば良いかと思います。

やはり、何と言っても、ダン・ヤッカリーノの絵がとても魅惑的で、万人に受け容れられる作品に仕上がっています。
特にキャラクターとして、いぬのジュリアは擬人化ぶりが秀逸だと思います。
参考になりました。 0人

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